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私は誰?

「私が私であることを証明するには如何にすべきか?」
哲学の問題のようだが、市役所や銀行で身分証明書を忘れるたびに持ち上がる難問である。

夏の港

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8月も末なのに真夏の暑さが続く。照りつける太陽と、その光を跳ね返す海。どちらも強い。

「眠りながら縄跳びをするエルシー・ピドック」

少女エルシーは、生まれながらに縄跳びの名手。その噂を聞きつけた妖精にも認められ、夜に眠りながら、いろいろ不思議な技を教わった。けれど成長して、子ども用の縄が短くなったとき、不思議な跳び方はできなくなってしまった。

その後、百年以上の月日が経ったとき、村の子どもたちや妖精たちが縄跳びを楽しんでいた丘に、悪い領主が工場を建てようとした。そこに現れたのはエルシー。年老いて小さくなり、再び子どもの頃の縄が使えるようになった彼女は、夜、眠りながら不思議な跳び方を駆使して悪い領主に立ち向かう。

月を跳び越える「High Skip」、地中深く潜る「Strong Skip」など、色々な跳び方に合わせた縄跳び歌が調子よくて楽しい。ファージョンらしい不思議な雰囲気のお話。


"Elsie Piddock Skips in her Sleep" by Eleanor Farjeon

鰻丼

夏は鰻の季節。大好物というわけではないが、決まった店で一度は食べなくてはいけない気になる。

その店は、夕方五時になると暖簾がかかり、店の外まで蒲焼きの香ばしい匂いが漂っていた。丼や長焼きの他には、鰻巻き(うまき)を頼んだ。一人ずつラッキョウを添えた熱々の厚い一切れの後、残ればお土産になった。

小さいころは背伸びすると調理場が見えた。職人さんが、串を打った鰻を炭火で焼きながら、時々タレにどぼんと浸していた。そのとなりでは、溶いた黄色い玉子汁を四角い鉄の鍋で調子良くひっくり返しながら焼いていた。それが「うまき」つまり「鰻入り出し巻き」だと気がついたのは、かなり後だ。

一緒に行く家族も状況も変わったが、店の味は変わらない。これが伝統の店の良さだろう。

ボストン美術館展

ボストン美術館には、明治初期に来日したフェロノサや弟子の岡倉天心が蒐集した仏像や日本画や絵巻が数多く残されている。廃仏毀釈により棄てられたものを保存してくれたという点で、今となっては感謝すべきだろう。

18世紀後半、江戸時代の曽我蕭白(そがしょうはく)の「雲龍図」は、襖八帖に巨大な龍が描かれた水墨画で、勢いと迫力があるが、龍の表情が何ともユーモラスだ。

遣唐使、吉備真備の活躍が楽しい「吉備大臣入唐絵巻」と、劇画的な「平治物語絵巻」は、まさに今のアニメの祖先だと思われた。

ボローニャのパスタ

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ボローニャ土産に生ハム入りパスタをもらった。袋の指示通りに、ケッパー、黒オリーブ、トマト、モッツァレラを揃えて作ってみたら、いつもと一味違う出来上がりになった。

靴の家

アメリカでは狭い家を靴箱(shoe box)に例えると聞いて
英国伝承童謡の
「There was an old woman who lived in a shoe」を思い出した。

「靴の中に住んでいるおばあさんは 子だくさんで大変
 スープだけ飲ませて 鞭でたたいてベッドに入れた」

という歌だ。

「cheese」2種

ロンドンの「Paxton&Whitfield」は、Stiltonで有名な王室御用達チーズ専門店だ。そのお土産の瓶詰めジャムに「Gooseberry Fruit Cheese」と書いてある。固めの滑らかなジャムを「cheese」と言うらしい。解説通り、チーズに添えたら絶妙の取り合わせだった。

アイスランドの絵本

アイスランド土産に絵本をもらった。近くの図書館にはアイスランド語の辞書は無かった。ヒエログリフはあるのに・・・

絵から類推するとトロルの親子の話らしい。チビトロルが「霜の巨人をやっつけてやる!」と勇ましいことを言うけれど、木から落ちそうになり「助けて!」と叫んで、パパトロルに助けてもらう。最後は、二人仲良く木の枝に座って火山を眺める場面で、めでたしめでたし。

アイスランドは、民族的にはノルウェーに近く、北欧神話の元「エッダ」が書かれた国だ。火山と温泉と魚の国だと聞いて親しみを感じた。それに出版も盛んな国だそうだ。

梅雨の京都

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賀茂大橋から初めて、後二條天皇陵、吉田神社入口、哲学の道の西田幾多郎碑、南禅寺、岡崎、三条大橋、錦市場あたりまで散策。