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第98回:全国高校野球選手権大会

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夏の甲子園の開会式。
第一試合の始球式のボールが、ヘリコプターからひらひらと落ちてきた。

記念日!?!

このささやかな覚え書きを書き始めて、10年経った。
長くもあり短くもある10年だった。

「夏の夜の夢」

Shakespeare作「Midsummer Night's Dream」は、今も様々な形で上演され続けている。

Kipling作「Puck of Pook's Hill」(1906)では、Midsummer Eveに、Pook's HillつまりPuck's Hillで子どもたちが「Midsummer Night's Dream」を三度演じたら、なんと本物のPuckが現れて、職人たちが劇の練習をしているのを覗き見する場面を演じ始めた。

今回の佐渡裕プロデュース、ブリテン作曲のオペラでは、妖精たちが日本語で歌うという趣向になっていた。
原作と違い、森の場面から始まり、怪しげな雰囲気のメロディーに、妖精王のカウンターテナーの効果も加わって、「不思議な一夜の夢」の感じが良くでていた。

梅酢と紫(ゆかり)

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梅干の残りの梅酢と赤紫蘇の紫(ゆかり)。
梅と赤紫蘇は無駄になるところがない。

映画化は無理

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J.K.Rowling他2名著「Harry Potter and the Cursed Child」が2016年7月31日に届いた。宅急便を玄関前で今か今かと待つのは久しぶりだった。

「Harry Potter」の映画化の主役が決まったという新聞記事を読み面白そうだと思って本屋に買いに走ったのが2000年の事なので、何と16年の歳月が経ってしまった。

その時間の流れを含めて、しばし、お馴染みの登場人物が活躍するお馴染みの魔法世界の雰囲気に浸った。Harryたちは大人になったが、何しろ魔法世界なのでSnapeまで登場したのには驚いた。
それにしても「Albus Severus」とは凄い名前だ。素直に育ちそうもない。

祇園祭2016

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祇園祭の後祭(あとまつり)山鉾巡行を見に行った。
信号機の向きを変えたり、交通整理をしたりといった道路の準備のほか、小さめの山を担いで何度も回ったり、大きな山鉾の辻回しのときに、竹を並べたり水をかけたり、もちろん山鉾を引いたりと縁の下の力持ちがいろいろ大変だった。

京都文化博物館の「ダリ版画展」は、祇園祭の余韻が一瞬吹っ飛ぶ強烈なダリの世界だった。日本の昔話を題材にしたものが数点あったが、花咲かじいさんや六地蔵が何だかハイカラだった。

土用干し

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減塩だの蜂蜜入りだの最近の梅干は色々あるが、昔ながらの「梅干」が懐かしくて作ってみた。

梅雨明け後、降水確率0%が三日続くときに「土用干し」をして完成。(夏の「土用」は七月後半から八月初めに当たる。)

天気予報を気にしながら、早めだが干してみた。昔は、今より天候に密着した暮らしをしていたんだなとつくづく思った。

2000年前の中国の若者

「始皇帝と大兵馬俑」展を見た。

秦の始皇帝は、紀元前221年に中国大陸を初めて統一し、その陵墓に8000体の実物大の陶製の軍団「兵馬俑(へいばよう)」を埋めさせた。「俑(よう)」とは、古代中国でお墓に埋めさせた人形のことらしい。

あまりに昔のことで、またあまりにスケールが大きすぎてどうにもぴんと来なかったが、弓を射る構えをしている「立射俑(りっしゃよう)」を眺めていたら、目つきは鋭いが、まだあまりひげも生えていない細身の若者なのに気がついた。

そもそも始皇帝が50歳ほどで亡くなっているので、この軍団の兵たちはかなり若かっただろうと想像すると、兵馬俑のモデルたちが初めて少し身近に感じられた。

三輪(みわ)の女神

「三輪」の半能(能の後半)を見た。
大和の三輪神社の杉の木の陰から現れた三輪の神が舞い、夜が明けると消えてゆく。
シテ、ワキ、そして囃し方の笛、小鼓、大鼓、太鼓とそれぞれ数百年に渡り受け継がれてきた流派がある。

三輪の神は、女姿をしていて、能の歴史を含め厳かに美しかった。

呉からフェリーで松山へ

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①広島県

呉市
・音戸(おんど)の瀬戸…12世紀、平清盛が整備し日宋貿易の船が通ったという。60年前に造られた木の渡船が往復していた。
・アレイからすこじま公園(潜水艦)。

②愛媛県(フェリーで音戸の瀬戸経由)

大洲市、大洲城。

松山市
・オレンジ色の路面電車と坊ちゃん列車。
・道後温泉、甘いダシ醤油の鯛めし、坊っちゃん団子。
・松山城の戸無門(となしもん)と隠門(かくしもん)。