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遠江(とおとうみ)の旅

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静岡県西部、掛川市
・ステンドグラス美術館・・・主に19世紀の英仏の教会のステンドグラスが蒐集展示されている。自然の光を受けて変わる色合いが美しい。
・掛川城

浜松市
・楽器博物館・・・古代ペルシアの楽器が、東は中国に伝わり「ピパ」、そして日本の「琵琶」となり、西はアラビア半島の「ウード」、そして8~11世紀に欧州の「リュート」となったそうだ。形はそっくり。
・ホテルの窓から浜名湖、浜松城、遠くにアルプスの山々と富士山が見渡せた。

天竜浜名湖鉄道の東部
・木造駅舎(遠江一宮、遠州森など)
・天竜二俣駅の現役の転車台

2017年元旦

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去年うまれた子は今年一歳。
「赤ちゃん」が「幼児」になるのかな?

お茶の花

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京都駅に近い東本願寺の別邸、渉成園(しょうせいえん)で、チャノキの花が咲いていた。お茶といえば緑の茶畑が思い浮かぶが、この季節に花が咲くとは知らなかった。

京都歴史の旅:秀吉家康

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東山区三十三間堂に近い養源院(ようげんいん)は、16世紀に淀君が父の菩提を弔うために建て、その後、秀忠の妻となった妹が再興した。
俵屋宗達の白象図などの杉戸絵がある。

七条の智積院(ちしゃくいん)は、真言宗智山派の総本山。紀州根来寺炎上の後、17世紀初頭に京都で再興されたもの。
長谷川等伯と夭折した息子の楓図、桜図などがある。
どちらのお寺も複雑な歴史を持っている。

北区紫野の大徳寺は、14世紀創建の臨済宗大徳寺派の大本山。
その塔頭の一つ、龍源院(りゅうげんいん)にはとても小さな坪庭の石庭があり、聚光院(じゅこういん)は千利休の菩提寺で、狩野永徳とその父の障壁画(16世紀)がある。
永徳の祖父、狩野元信は、書の楷書行書草書にならい、画法を系統立て弟子が学びやすくして、その後の狩野派の隆盛の礎をつくった人物だという。狩野派は、数人の天才というより工房の集団の力で栄えたようだ。

野村家三代

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滋賀県大津市びわ湖ホールで、野村万作・萬斎の狂言を見た。

演目は、
「長光(ながみつ)」
都見物に来た坂東の男の太刀を、大津の市ですっぱ(詐欺師)が自分のものにしようとし、目代(代官)が仲裁に入るが…?

「膏薬煉(こうやくねり)」
名人を名乗る上方の膏薬煉(萬斎)と鎌倉の膏薬煉が、膏薬の吸い比べをする。
膏薬は、毒素を吸い取るといわれたもので、互いに自分の膏薬は、大きな石を運び上げたり馬を引き寄せたりする効能があると自慢しあう。挙げ句の果て、実際に自分の膏薬で相手を引き寄せる対決をするが・・・?
膏薬を煉るのに使う松脂は滑るものらしい。

「二人袴(ふたりばかま)」
婿入り(結婚後、新郎が妻の実家に初めて挨拶に行く)の日、父(万作)に付き添われた息子(野村裕基)。長袴が一つしかないので、履き替えて順に挨拶に出向くが、二人一緒に来るように言われ、さあ大変!
父が息子に長袴の履き方を教え、さりげなく手伝うところは、祖父から孫への芸の伝承の一場面でもあり、初々しい息子役は今ぴったりの役だった。

京都鉄道博物館

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SLスチーム号は最終運行の後、転車台で隣の線路に入り、炭の燃え殻掃除および炭と水の補給を終えて、翌日に備えていた。

第22回:神戸ルミナリエ

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今年も無事この季節になった。
今年は色の数が増えたそうだ。
点灯の瞬間がきれいだった。

映画化された教科書!?

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Newton Artemis Fido Scamander(Newt Scamander)は、1897年に生まれ、Hogwartsを卒業後、the Ministry of Magicに入り、途中からthe Beast Divisionに配属され、その本領を発揮した。
1979年に、The Order of Merlinを受賞し、引退後はDorsetで妻とペット(Kneazleという猫に似た生き物)とともに暮らしているそうだ。
その孫、Rolfは、Harryたちの友人、Luna Lovegoodと結婚した。

彼の著書、"Fantastic Beasts & Where to Find Them"は、1918年に初版が出て以来、Hogwartsの教科書にも採用され版を重ねた。
このMuggle向けにも売り出された特別版には、Albus Dumbledoreの序文がついている。
これは、Harryの本のコピーなので、ところどころにRonやHermioneの書き込みがある。
ちなみに、日本に生息する生き物は、「Kappa」だそうだ。


"Fantastic Beasts & Where to Find Them" by Newt Scamander,
Obscurus Books, Comic Relief

弘法大師に縁あるお寺

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根来(ねごろ)寺は、和歌山県北部、大阪府に近い場所にある。
12世紀に高野山からこの地に移ってきたという。
16世紀末に豊臣秀吉に攻められ、大塔などを残し全山焼失したが、江戸時代に再興され新義真言宗総本山となった。
大塔は、日本最大の木造多宝塔で、丸いお堂に合わせ、障子にもカーブがついていた。

美味しそうな「お星さま」

「お星さまひとつ プチンととって
こんがりやいて バターをぬって
それで たべたよ オコソトノ ホ
誰もしらない ここだけのはなし」

・・・と、子どもの頃から信じていた詩が、

谷川俊太郎作
「お星さまひとつ プチンともいで
こんがりやいて いそいでたべて
おなかこわした オコソトノ ホ
誰もしらない ここだけのはなし」

の覚え間違いだと判明してびっくり仰天した。

それでも、のせたバターのかたまりが溶けていく熱々の香ばしいお星さまのイメージは消えそうにない・・・。