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第68回:正倉院展

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以下は、しおりを参考にした印象に残った品のまとめ。

正倉院「正倉」は8世紀中ごろに建造された総檜(ひのき)、校倉造り(あぜくらづくり)の建物で、聖武天皇と東大寺に関する9000件近い宝物が、北倉、中倉、南倉の3室に分けて保管されている。

通天牙笏(つうてんげしゃく)
象牙の細長い板。官人が儀式で持つものだが、裏に式次第などメモを書いたそうだ。

鳥木石夾纈屏風
(とりきいしきょうけちのびょうぶ)
布を、図柄を彫った二枚の板に挟んで染める「夾纈(きょうけち)」技法で作られている。現在には伝わらない〈幻の技法〉。
鳥がかわいい。

漆胡瓶(しっこへい)
高さ40cmほどの唐で作られた水差し。ササン朝ペルシャで流行した形。黒漆を塗った上に、銀の薄板で鹿や草花を表した「平脱(へいだつ)」技法。本体は、テープ状にした木の薄板を巻き上げる「巻胎(けんたい)」技法だと、最近のエックス線撮影で判明。
どうやって滑らかな形を作るのか見当もつかない。

大幡残欠(だいばんざんけつ)
大型の旗の上部。東大寺での聖武天皇の一周忌法会で飾られた。幅は1m弱で、全体の長さは大仏の高さに匹敵する13~15mと推測。錦や綾、組紐(くみひも)など多様な染織技法を駆使。
展示された部分だけでも相当大きい。

牙櫛(げのくし)
高級品の象牙を加工した長さ約10cmの櫛。1cmあたり10本以上の細かな歯が作られており、全部で120本以上になる。極めて高い技術で中国からの輸入品らしい。
繊細すぎて実用には向かない。

撥鏤飛鳥形(ばちるひちょうのかた)
長さ約3cmの小さな小さな象牙の鳥が3羽。
染めた象牙の表面を彫って文様を表す「撥鏤(ばちる)」技法で、目や羽毛など精巧に表現。

続々修正倉院古文書第四十六帙第八巻
(ぞくぞくしゅうしょうそういんこもんじょ・だいよんじゅうろくちつだいはちかん)
経典の貸借や写経所に関係する文書を張り継いで巻物にしたもの。
「仕事量に合う人員を考えて欲しい、洗っても臭いので新しい制服?が欲しい、食事の改善、月に5日休みが欲しい、座り仕事で胸が痛く膝が痺れるので薬用に3日に1度酒が欲しい、毎日麦が欲しい」と、写経を仕事にする写経生の待遇改善を要求する文書もある。走り書きのような雑な書き方。下書きかもしれない。

最後に、写経生たちが仕上げた見事な写経が展示されていて、その苦労がしのばれた。

枯葉と影

日暮れが早い寒い秋の午後、枯葉が風に舞っているのを見ると、メアリ・ポピンズの「Hallowe'en」の話を思い出す。

10月31日、JaneとMichael、二人の子どもの手に枯葉が飛び込んできた。
その夜、二人は自分たちの影が勝手に出て行くのを見つけて追いかける。聞いたところ、その夜は、影たちが、その本体から離れて自由になれ、おまけに満月で、Mary Poppinsの誕生日の前夜という特別な晩だという。
夜の公園には、実在の人物だけでなく伝承童謡の登場人物や動物の影がたくさん集まっていた。
枯葉は、影たちの不思議なパーティーの入場券だった・・・。

元々ハロウィーンは、古代ケルトの祭りが起源だそうで、公園番によると「Things」がわらわらと出てくる少し怖い夜だという。
それが最近はオレンジ色のカボチャが店先を飾り、黒いマントで仮装する陽気な日になってしまった。

"MARY POPPINS IN THE PARK" by P.L.Travers,1952

大和葛城山(やまとかつらぎさん)

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奈良県中西部、大阪府との境にある葛城(かつらぎ)山に行った。
近鉄の尺土(しゃくど)駅から御所(ごせ)線で御所駅下車。
山頂からススキの向こうに大和三山が見渡せた。

青森から秋田へ(3/3)

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秋田県中東部の田沢湖の朝

・辰子像
・御座石神社
・遊覧船

青森から秋田へ(2/3)

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秋田県

秋田内陸縦貫鉄道で南下
・鷹巣(たかのす)…始発
・阿仁合(あにあい)…途中下車、森吉(もりよし)山の紅葉
・角館(かくのだて)…終点、武家屋敷

青森から秋田へ(1/3)

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青森県
・青森市
八甲田山ロープウェイ…100人乗り

・弘前(ひろさき)市
  弘前城…100年ぶりの石垣大修理のため天守閣が石垣から下に移転中、天守閣から見える岩木山
  日本聖公会弘前昇天教会…大正時代の建築
  最勝院五重塔…東北では珍しい五重塔

・弘南(こうなん)鉄道:大鰐(おおわに)線…中央弘前から大鰐へ、車窓から赤い実が鈴なりの林檎畑

・JR碇ヶ関駅…近くに復元の碇ヶ関所の門

季節の林檎と林檎ジュースが絶品

月夜の狂言二曲

「万作萬斎狂言」

「月見座頭」
中秋の名月の夜、盲目のため河原で虫の音を聞く座頭と、月見にきた男が歌を詠みあい意気投合するが・・・
辛い目に遭いながら自力で杖を探し川の流れから方角を知り、気を取り直し帰途に着く座頭の哀愁と逞しさ。

万作―このあたり(洛外)に住む座頭、萬斎―上京(かみぎょう)の者
上京(洛中)は都会、洛外は田舎。「例えれば東京23区とそれ以外」という解説。

「拭取(ふきとり)」
男が、清水の観世音から月夜に五条の橋で笛を吹けば妻を授けると告げられたが、笛が吹けないので代わりに吹くよう知人に頼む。
お告げの通り女が現れるが・・・

萬斎の笛が見事。
帰り道、実際に綺麗な満月だった。

初秋の京都観光

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JR京都駅からバスで百万遍へ行き、吉田山の茂庵、銀閣寺、哲学の道、野村美術館、南禅寺の山門、疎水沿いに東山から地下鉄で京都駅に戻るという一日コース。紅葉が少し色づいていた。

弘法大師と真田と柿の町

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和歌山県北東部、高野山の麓にある九度山(くどやま)町に行った。

慈尊院(じそんいん)は、弘法大師が母の為に建てた寺で、女人禁制の高野山に対し「女人高野」として親しまれてきた。
ここから始まる高野山金剛峯寺への参詣道は、町石道(ちょういしみち)と呼ばれている。
丹生官省符(にうかんしょうぶ)神社は、弘法大師が地元ゆかりの二神を祀った神社だそうだ。

九度山は、1600年の関ヶ原の戦いで負けた西軍の武将、真田信繁(幸村)が謹慎させられ14年間住んだ地でもある。
「町の木」の柿がたくさん並んでいた。

ぴかぴか

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京都三条の菊一文字で35年以上前に買った卸し金が、新品同様になって戻ってきた。感激!