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雪祭りの思い出

札幌雪祭りが、ニュースになっていた。おととし行って、雪像の大きさと多さに驚いたのを思い出す。さとらんど会場も広かった。広い青空の下、あんなにたくさんの雪を見たのは初めてだ。唯一の難点は、雪道が滑ること。もこもこに着膨れておぼつかない足取りでおっかなびっくり歩いているそばを、現地の若い女性が軽装でさっそうと歩いていった。

節分の京都

夜のあいだに雪が降ったらしく、窓からみえる大文字の「大」が白く浮かび上がっている。吉田神社の節分祭をのぞいた。いつもは静かで広い参道に屋台がびっしり並び、福豆が売られ、大にぎわい。
その後、京大のレストラン、カンフォーラで総長カレーを食べ、賀茂大橋西外れのボンボンカフェでカプチーノ。
きのうは、出町ふたばの豆餅、寺町通りのカフェで雑穀バーガー、都路里(つじり)の玄米茶パフェ。いずれも満足。

みかん

冬の果物といえばやっぱり、みかん。どんよりした曇り空の寒い日が続いて気がめいるが、机の上のみかんのつやつやした「みかん」色は、まわりを明るくしてくれる。手でむいておいしく食べた後の皮は、干してお風呂に浮かべて「みかん風呂」。やさしい香りで、ほかほかとあったまる。
芥川龍之介の「蜜柑」でも、汽車の窓からぱっと投げられる蜜柑の色の鮮やかさが、灰色の風景の中で印象的だ。

大山崎山荘

京都府、天王山の南のふもとの大山崎山荘美術館に行った。
大山崎のあたりは、新幹線から阪急電車がよく見えるところだが、降りたのは初めて。駅から少し歩くと、山を背景に自然に調和した山荘が見えてきた。大正から昭和初期に建てられたイギリス式の建物で、細かいところまで凝ったつくりだ。とくに一階のダイヤ型にカットされた窓ガラスから差し込む日光が、床にステンドグラスのように虹色にかがやいて美しい。
新館は、安藤忠雄設計の地下にある丸い部屋で、モネの「睡蓮」などが展示されている。二階のテラスの喫茶室で、この冬初めての雪をながめた。

アーバンライナー

名古屋から大阪までノンストップのアーバンライナーに乗った。
愛知、三重、奈良、大阪と新幹線とは別ルートで行くのがおもしろい。瓦屋根の家々が線路の近くに並び、風景も少し違う。

鏡開きの二日後に

鏡餅を飾ったわけでもないが、小豆を煮た。ことこと音がして、湯気で部屋があたたまり、豆らしい匂いがただよってくる。やわらかくなったら砂糖を入れて、さらに煮て、お餅を入れてできあがり。製作過程もふくめて冬の楽しみ。
大草原シリーズのローラの食卓にも、よくポークビーンズが登場する。貧しいときは大豆を煮ただけ。余裕があれば塩漬け豚を入れたりしていたが、とてもおいしそうだった。

おせち料理

黒豆、昆布巻き、たつくり、きんとん、煮しめ、なますを作った。お屠蘇も準備した。明日は、お正月。

「ガリア戦記」

 ローマ帝国の武将、ユリウス・カエサルの作で、実際に戦った本人の手記ならではの臨場感にあふれている。
 三人称の記述にもかかわらず、ラビエヌス、青年クラッスス、ブルトゥスなどを信頼しているのが分かる。けれど、副将ラビエヌスは、ルビコンでたもとを分かつし、クラッススは父の元に赴き戦死するし、ブルトゥスに至っては、カエサル暗殺に関わるし…と、その後を考えながら読むと複雑なものがある。
 カエサルは、いざというときは百人隊長一人一人に呼びかけ、鼓舞し、賞讚するなど、人身掌握が巧みで、また集めた情報を元に、迅速な作戦をたて、戦場で臨機応変に対処する抜群の指導力を持つ。そして、厳しい訓練を受けている軍団は、そのすばやい指示にこたえることができる。
 特に、ゲルマン人の前で短期間でライン河に橋をかけて全軍を渡らせ、その後、壊してしまう場面の、技術力、組織力がすごい。
(「ガリア戦記」カエサル、國原吉之助訳、講談社学術文庫)

王と女王の名前

Walter de la Mareの詩に「Kings and Queens」というのがある。
イギリスの歴代の王と女王の名前をずらずら並べて、韻を踏んだ詩にしているところがおもしろい。出てくる名前は、
「ヘンリーが8、メアリーが1、エリザベスが1、
ウィリアムが4、スティーヴンが1、アン、ヴィクトリア、ジョン、
ジェイムズ、チャールズ、チャールズの息子たち、
リチャードが3、エドワードが7、ジョージが4」
(作者の時代は、まだ、今のエリザベス二世ではなかった。)
あまり珍しい名前は無いようだ。