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雨の梅

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寒さがぶり返した三月一日だが、梅を見に行った。八分咲きの紅梅白梅が雨に濡れていた。「ナントカ黄梅(おうばい)」という名の花びらが小さく雄蕊(おしべ)が華やかなものが珍しかった。

山茶花

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庭の山茶花(サザンカ)が、雪にも寒さにも負けず溢れんばかりの花をつけている。色彩に乏しいこの季節、そこだけぱっと華やかだ。

樹の下に花びらがたくさん散っていて、近づいて見ると満開の花ばかりでなく、虫食いの花、枯れて萎びた花、五分咲き、そしてこれから咲く丸い蕾と様々な花が隣り合っている。

ルネッサンス宗教画に描かれた花は、枯れていくことで、美しさが永遠に続かないこの世のはかなさを表していたそうだが、この山茶花も街の花壇などのいつもきれいな花ばかり並んでいるのと違い、自然の姿を見せてくれる。

雛と雪

急に振り出した雪がどんどんひどくなって、窓の外が真っ白な雪景色になった。部屋の中は、お雛様を出したので華やいでいる。冬と春とが同居する季節だ。

ブランデンブルク協奏曲

18世紀前半のドイツバロックの作曲家、バッハの作品をテレマン室内オーケストラ演奏で聴いた。

その中で、ブランデンブルク協奏曲の3番から5番は、CDでは聞き流していたが、それぞれ微妙に編成が違っていた。3番は弦楽器とチェンバロで、4番はそれにリコーダーのソロが加わり、5番は弦とチェンバロとフルートの編成だった。

特に5番はバッハ自身がベルリンで特注した新型チェンバロを主役にしたもので、バッハ自身が演奏もしたそうだ。十人余りの息の合った軽やかな演奏だった。

オニオングラタン

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玉葱を薄切りにして炒めていくと、どんどん嵩が減ってくる。一時間半ほどたつと甘く香ばしい匂いがして茶色のカラメル色になって、玉葱一個が大匙二杯くらいになってしまう。

それをスープでのばし、こんがり焼いたフランスパンを入れて、チーズを載せて焦げ目をつけると出来上がり。時間はかかるが、作るのも食べるのも寒い季節にぴったりだ。

囃子(はやし)その2

 能の音楽を囃子(はやし)という。向かって右から能管(のうかん)という竹の横笛、小鼓、大鼓、太鼓という順に並ぶ。謡(うたい)は一番右手に座る。
 弦楽四重奏などは、少し扇形に位置して互いにアイコンタクトなどで息を合わせるが、囃子の場合は、横一列に並んでいて脇見も禁じられ、掛け声や気配を読むことで調子を合わせるそうだ。そして、正座して背筋をスッと伸ばして演奏する姿は美しい。これも体を揺らして熱演するヴァイオリニストとは大きく違う。西洋音楽に馴染んだ身としては、わが国の伝統音楽ながら目新しいことばかりだ。

雪の日

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朝起きたら吐く息が白く、水道の水が冷たさを通り越して痛く感じられた。室温は4℃。
9時前に雪が降りだした。どんどん降ってあっという間に庭のサザンカが綿帽子をかぶった。散歩に出ると雪が吹きつけてきて、傘をさしているのにコートも鞄も雪まみれになった。人間雪だるまになりそう。でも家に着いて雪を払ったら、はらはらっと落ちた。
雪は、その後も静かにしっかり降り続き大雪警報が出るなか10センチ以上積もった。玄関前の雪かきをしたら、雪は結構かさがあって重い。それが二日後、すっかり溶けてしまった。魔法のようだった。

ライ麦パン

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ライ麦の粉を貰ったので、強力粉と半々にしていい加減にパンを作ってみた。ライ麦は細かい粉だが、焼きあがってみると色も香りも存在感がある。出来栄えはともかく、朝食に焼き立てのパンで満足。

徳島県鳴門市の旅

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鳴門(なると)の渦潮(うずしお)を見た。小さな観光船が、大鳴門橋の真下の渦潮ができる場所でしばらく動かないでいてくれたので良く見えた。大潮のときで、海が沸き立つように大きな渦が次から次へと現れ、船の中にも水しぶきがかかる豪快な眺めだった。残念ながら私の腕では渦の写真は撮れなかったが・・・。

翌日は、大塚国際美術館に行った。西洋の名画が陶板に復元されていると聞き、どうせ複製じゃないかと少し甘く見ていたが、古代から現代までの1000点余りが原寸大に復元されているのは圧巻だった。ルネッサンス時代の宗教画など、実際の人間と同じくらいの大きさで描かれていて迫力があった。

大根の葉

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大根に少し残っている葉の部分を残して水に浸してみた。観葉植物の仲間入りだ。