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「Little White Horse」

孤児になった Maria は、英国南西部の美しい谷、Moonacre で、自分の先祖の Moon Princess にまつわる謎を解決する使命を果たし、すべてを幸せにする。

昼間は、ピンクのゼラニウムと、Marmaduke の作るおいしそうな料理に代表され明るく色彩豊かだが、夜は、黒と銀色の神秘的な世界に描かれる。

「daffodils(ラッパスイセン)が、月の魔術で金色を奪われ、細い銀の茎の上に銀のラッパを掲げている」という風景の中を不思議な白馬が駆けていく。

「Little White Horse」by Elizabeth Goudge 1946

早朝の月

一月十日朝六時に起きたら、西の上空に満月が浮かんでいた。東の空や天頂にある時よりも近く大きく見え、濃紺の空を照らす光はとても明るく力強かった。

三が日

お正月の三が日は、お屠蘇とお雑煮とお節で始める。四日からは普通どおり。それにならって穏やかだった天気も急に強い風が吹いて荒れ模様になってきた。

午前中に、晴れているのに雨がぱらついた後、北西の空に大きな虹がかかった。端は家々の屋根の上まで落ちていて空の上から誰かが渡って下りてきそうな雰囲気だった。

2012元旦

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晴れて暖かなお正月。

No more twist!

クリスマスの絵本の中で好きな本の一つが
「The Tailor of Gloucester(グロースターの仕立て屋)」だ。

イギリスには、クリスマスイブに大聖堂の鐘が鳴り始めてから翌朝に鳴り終わるまでは、すべての動物が話すことができるという言い伝えがあったそうだ。このお話では、その間に、病気になった仕立て屋のかわりにネズミたちが仕事を引き受けてくれる。

捕まえておいたネズミを仕立て屋が逃がしたことを知って、ネコのシンプキンは怒って「twist」を隠してしまう。「twist(より糸)」は、糸をよって作るという製法からきているが、日本語では、ボタン穴をかがるという用途から「穴糸」という。「twist」が足りなかったボタン穴を残して、ネズミたちがこっそり仕上げた上着の刺繍の絵も素晴らしい。

(「The Tailor of Gloucester」by Beatrix Potter)

ケルティック・コーラス「アヌーナ」

アイルランドのコーラスグループ「アヌーナ」の合唱を聴いた。
解説によれば、中世の宗教曲や聖歌を古い書物から発掘し、元々は男性のユニゾンで歌われていたものを、現代的アレンジを加え混声合唱にしているそうだ。聴いていたら、ケルトの神話のダーナ神族や、それを書き残した聖パトリック後の修道僧のことが思い浮かんだ。

広島の旅

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新幹線さくらに初めて乗ってみた。終着駅「鹿児島中央」の表示が新鮮だが、今回は広島で途中下車。

広島市の大通りのライトアップは、お城や船や汽車など多彩だった。

広島市に近い宮島は古代から島そのものが神として信仰され、12世紀の平安時代末に平清盛が厳島神社(いつくしまじんじゃ)の社殿を造営した。干潮後、ひたひたと潮が満ちてきて大鳥居や回廊が水に浸る眺めは印象的た。

神社奥の紅葉谷公園では、紅葉の絨毯を子鹿が歩いていた。

ギリシア神話雑感

ギリシア神話は、ギリシアが大好きなローマ人によって、ローマ土着の神話と重なりながら、文学、彫刻に残された。その後、現代に至るまで美術や文学の題材となっているし、「トロイの木馬」というコンピューターのウィルス名もある。

ギリシア神話に登場する女性といえば、美しくて英雄に助けられたりゼウスに誘拐されたりする役回りが多い中で、知恵あるメデイアは、アルゴ号で金羊毛を取りに行ったイアソンを助けたが、魔女であり希代の悪女として描かれる。一方、女神たちは、ヘラ、アテナ、アルテミス、アフロディテと勇ましくのびのびしている。

チューブ入り絵具

19世紀後半にフランスで興った印象派は、鮮やかな色彩と光の描き方が特徴だが、これには19世紀中頃に発明されたチューブ入り絵具が役立っているそうだ。それまでは色を作るのは職人技だったが、これにより誰でも手軽に綺麗な色が出せるようになり、また戸外で制作できるようになったからだ。道具の発達が芸術に影響を与えているのが面白い。

(ワシントン・ナショナルギャラリー展)