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アーディゾーニ(AZ)展

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教文館ナルニア国のアーディゾーニ展を見た。
まずは「チムとゆうかんなせんちょうさん」のチムシリーズ。
荒海の難破船から助けられる場面など原画の勢いが素晴らしい。。
初版は、文も作者の手書きの筆記体だった。表紙の背景も筆で塗られていた。

ファージョン、ピアスなどの線画の挿絵が好きだが、お気に入りは、デ・ラ・メアの詩集、「Peacock Pie」だ。挿絵が詩の魅力を、よりいっそう引き立てている。会場に「良い詩は、読むと絵が鮮明に浮かぶ」というような作者のことばがあった。長年ペアを組んだJames Reevesの詩集も読んでみたいと思ったが、残念ながら絶版らしい。

長年にわたり、毎年、友人に宛てたクリスマスカードも展示されていた。
どれもこれも作者が楽しんで描いているのが良く分かるものばかりで、見ていて楽しかった。

金剛能楽堂

京都金剛能楽堂で「傅(かしずき)の会」の狂言を見た。
「以呂波(いろは)」では、茂山千五郎が孫の初舞台を支え、息子の茂が後見として見守っていた。伝統芸能は、受け継ぐだけでなく次世代に伝える責務もあるのだとあらためて思った。
充実した演目だったが、最後の茂山正邦、茂兄弟による息の合った「二人袴」が特に楽しかった。

卒業式!?

今日は、長いあいだ通っていた場所に行く最後の日、言わば「卒業式」だった。責任を果たせた安堵感の底に寂しさもあるが、未来に繋がる日になると思う。

山陰の旅

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1、鳥取県西部
境港(さかいみなと)市
・JR境線の鬼太郎列車。

米子市
・加茂川と中海(なかうみ)の遊覧船。
ボラがジャンプし、コブハクチョウの雄が威嚇してきた。子育て中なのだそうだ。
・米子城跡と石垣。

2、島根県東部
安来(やすぎ)市
・足立美術館。横山大観(1868-1958)を中心とする日本画が充実しているが、展示品の第一は、大観の画に着想を得た日本庭園だった。

高千穂峡(たかちほきょう)

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宮崎県北部と大分県南部に行った。

1、宮崎県高千穂(たかちほ)町
・天岩戸(あまのいわと)神社には、西本宮と東本宮がある。
天安河原(あまのやすかわら)は、アマテラスが天岩戸に隠れた時に神々が相談した場所だとか。
・高千穂峡は、五ヶ瀬川にかかる渓谷で、阿蘇の火砕流によってできたそうだ。ボートで、真名井(まない)の滝に近づくことができた。どこを見ても絵になる風景だった。
・高千穂神社には、樹齢800年といわれる大杉がそびえていた。

遠かった。新緑が綺麗だった。

2、大分県
・臼杵(うすき)市には、平安後期から鎌倉時代の作といわれる60余りの石仏群があった。
・別府市の鉄輪(かんなわ)温泉の「足蒸し」は熱かった。

梅の実

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二月に咲き出した梅が実をつけていた。花は小さいのに、実は結構大きい。

「The Prince and Tne Pauper」

子どもの頃に抄訳を読んだ「王子と乞食」の原書を読んでみた。
まずは、題名が韻を踏んでいた。
次に、王だけが所在を知っている「大印章」というのが、「the Great Seal」だと分かった。日本のような朱肉の印鑑でなく、封筒の綴じ目や文書に蝋をたらした上に押すものだった。
最後に、これは訳書でもいいが、16世紀後半のイングランド、ヘンリー8世死後の、エドワード6世、ジェイン・グレイ、メアリ1世、エリザベス1世、それにメアリ・スチュアート、その息子ジェイムズ1世が絡む権力闘争を思い出しながら読むと面白かった。

"The Prince and The Pauper" by Mark Twain

軽井沢

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北陸新幹線「あさま」で軽井沢へ。
ローストチキン、チーズケーキ、トマト、信州リンゴジュース、瓶入り牛乳、パン、ブルスト、ハム、ビーフシチュー、リンゴバター、ルバーブジャムその他。

聖母マリアたち

Bunkamuraの「ボッティチェリとルネサンス」展。15世紀後半のフィレンツェ。聖母マリアの纏う繊細な金のヴェールが美しい。
国立西洋美術館バロックの画家、「グエルチーノ」展。その昔、ダンテが見て感想を書き残している。
新しい常設展示のフェルメール(帰属)「聖女プラクセディス」。
銀座の教文館カフェで「タンネちゃんとミルクティー」で休憩。

ハインリヒ・シュリーマン

「ギリシア考古学の父シュリーマン」展を見にいった。
ドイツ生まれの考古学者、ハインリヒ・シュリーマン(1822-1890)が、晩年に発掘したティリンス遺跡(ギリシア、ペロポネソス半島東岸)の発掘報告書の原画28枚その他が展示されていた。
中には、建築家デルプフェルトに助力を頼んだ発掘現場の精密な図面や、土器の破片の正確な在りかに悩んだ跡が残されたものもあった。

子どもの頃、「夢を掘りあてた人」という岩波児童書が好きだった。
シュリーマンという人が貧しい中、働きながら独学で十数カ国語をマスターし、大商人となった後、商売から身を引き、私財を投じて、長年の夢だったホメロスが歌うトロイアの遺跡を発掘したという物語である。
「イーリアス」「オデュッセイア」やギリシア・ローマ神話に親しむきっかけにもなった本だ。もちろん、トロイアびいきだった。

その本は、今となっては伝記としては正確ではないらしいが、彼が、ホメロスの詩を読みこんで発掘の参考にし、古代ギリシア以前にミケーネなど古い文明があったことを立証したのは確かなようだ。