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「釣狐(つりぎつね)」

茂山家の狂言、「釣狐」を見た。

たくさんの狐を「釣る」、つまり「捕獲する」猟師がいた。一族を殺された古狐は、猟師の伯父に化けて猟師を訪ね、殺生を止めるように説得する。猟師は一旦は納得するが、伯父の様子を不審に思い、罠をしかける。古狐は、狐の姿に戻って罠にかかるが、間一髪で逃げのびる。

人間に化けた狐のしゃべり方、また狐に戻って飛び跳ねる動作など、演技力と体力が必要な作品で、これを演じると一人前の狂言師として認められるという。
見終わった後、楽しい笑いの演目とは一味違い。古狐の心持ちがしみじみと感じられた。

宮崎県の旅:その2

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宮崎県中部の綾城(あやじょう)は、綾町(あやまち)特産の木材で復元された山城だ。
歴史的には、14世紀に足利氏の家臣、細川氏が築き、綾氏と名乗ったといわれる。その後、城を支配した伊東氏は、16世紀に島津氏に滅ぼされた。
その時、8歳だった伊東氏の息子は、忠実な家臣に守られ豊後(今の大分県)の大友氏の元に落ちのびた。後に彼は、天正少年使節の正使、伊東マンショとして、1585年にローマ教皇に謁見した。

宮崎県の旅:その1

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宮崎県の中ほどにある西都(さいと)市の「西都原」(さいとばる)に行った。3世紀に造られたといわれる古墳群の近くに、満開の桜の木が連なり、菜の花畑が一面に広がっていた。桜より先に咲き、桜が散っても咲き続けるという菜の花が力強かった。

翌日は、南部の都城(みやこのじょう)市の「関之尾(せきのお)の滝」を見た後、鹿児島県に入って霧島神宮に行った。ここは古代神話の天孫降臨の主役、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が祭られている。南国の濃い緑と満開の桜の中でウグイスが元気よく鳴いていた。

姫路城とブルーインパルス

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兵庫県姫路市の姫路城。改修が終わって白くなった。

シムネル・ケーキ

シムネル・ケーキ (simnel cake)を作ってもらった。
これは、16世紀初めの英国、ヘンリー7世の料理人が初めて作ったのでその名があるとも言われ、その後、イースターに作られるようになって今に伝わる。

ドライフルーツやクルミがたっぷりのフルーツケーキの中に、アーモンドと砂糖で作るマジパンが層になって入り、上にも、11個の、イースターにつきものの卵に見立てた薄黄色のマジパンの球が飾ってあるという濃厚なケーキだ。

この飾りは、イエスの弟子のうちユダを除いた11使徒を表しているそうだ。黄色のリボンで飾られて、見かけは春らしいが、中身はまことにどっしりとしていた。

センバツ

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兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で、「第87回選抜高等学校野球大会」の開会式があった。
入場行進のとき、大声で掛け声をかけながら足並みをそろえてキビキビと歩く学校もあれば、静かに普通に歩く優勝候補の学校もあった。
全員が入場すると、校名の旗が一気に開いた。

お雛様の飾り方

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京都市中京区の丸平文庫「丸平代々の雛人形展」に行った。
様々な種類の雅なお雛様が飾られていて、色々お話があった。
京都では、向かって右側に男雛を飾る。
昔は「左」が格が上だったので、男雛(帝)と女雛(后)が並ぶ場合、格上の男雛が左側になった。

また「右近の橘、左近の桜」でも、左が格上なので桜(元は梅らしい)が男雛に付随し、橘は、実をつけるので子孫ができる象徴、つまり女雛に付随する。

それが、明治時代に西欧に倣って天皇皇后の立ち位置が逆転したので、お雛様も東京をはじめ全国的に逆な並べ方が主流になったそうだ。長年の疑問が一つ解決した。

観梅

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兵庫県たつの市の「世界の梅公園」と「綾部山(あやべやま)梅林」に行った。
三月に入って雪が舞う寒さだったので、去年は満開の時期なのに開花が途中で止まってしまったそうで、七分咲きということだった。

日本の色

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京都府、アサヒビール大山崎山荘美術館の「志村ふくみ展」に行った。
蘇芳(すおう)、梔子(くちなし)、藍(あい)、梅、桜など名前も床しい植物で染めた柔らかく深い色合いの糸を何種類も使って織り上げ、それを着物に仕立ててある。とても長い時間と労力がかかりそうだ。

地上300mの空

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大阪市の「あべのハルカス300」、60階の展望台。