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白鳥のダウン

20世紀初めの米国の西部開拓者の生活を描いた「大草原シリーズ」は、どの巻もクリスマスが家族にとって一番の記念日として描かれている。主人公のローラがかなり成長した「シルバーレイクの岸で」では、母と娘たちがそれぞれ内緒で手作りの贈り物を準備しているのだが、末娘グレースへの贈り物は手作りのコートだった。
秋に、父が誤って撃ってしまった白鳥の羽毛(down)をフードと襟飾りにした青いコートは、さぞ綺麗だったことだろう。でもダウンは飾りなので、あまり防寒の役目は果たさなかったかもしれない。


"By the Shores of Silver Lake" by Laura Ingalls Wilder,1939

大仙公園の紅葉

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大阪府堺市の大仙古墳(仁徳天皇陵)と大仙公園に行った。最寄り駅はJR阪和線「百舌鳥(もず)駅」。

万作萬斎狂言公演

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今日の曲目は・・・

「長光(ながみつ)」
都見物に出かけた坂東方の男が、持っていた太刀をすっぱ(詐欺師)に狙われる。目代(代官)の前で、太刀の特徴をそれぞれ言い立てることになり、すっぱは盗み聞きで何とか対応するが・・・。

「鐘の音(かねのね)」
主人が息子の元服に黄金の太刀を誂えようと思い、金の値段を聞きに、太郎冠者(万作)を鎌倉へ遣わす。太郎冠者は「金の値」を「鐘の音」と思い込み、寺を巡って帰り、主人の前で鐘の音を謡い踊って説明するが・・・。

「千切木(ちぎりき)」
連歌の会に仲間外れにされた太郎(萬斎)が、難癖をつけに行き逆に放り出されてしまう。太郎の妻は、太郎に無理やり棒を持たせ仕返しに行かせようとけしかけ、太郎は嫌々出かけるが・・・。

「千切木」とは、武器にするための棒で、「いさかい果てての千切木」という諺から取られたもの。「時機に遅れて役に立たない」という意味になる。

秋の吉野

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奈良県の中ほどにある吉野は、古事記にも登場し、7世紀の天武天皇、12世紀の源義経、14世紀の後醍醐天皇、16世紀の豊臣秀吉と様々な人々に関わってきた桜の名所である。

・ロープウェイ
・金峯山寺(きんぷせんじ)
  蔵王堂…秘仏御本尊の金剛蔵王大権現特別開帳
  南朝妙法殿…後醍醐天皇の行宮跡
・吉水神社…南朝皇居
・近鉄さくらライナー

みさき公園

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南海電車で大阪府南端にある「みさき公園」に行った。動物たちが近かった。

晩秋の札幌と、余市、小樽の旅(2/2)

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余市町
・旧 下(しも)ヨイチ運上(うんじょう)屋敷…江戸時代、松前藩委託の商人と、アイヌ人との交易場
・ハマナスの実

・ニッカウヰスキー余市蒸留所
・旧 竹鶴邸

小樽市
・にしん御殿 小樽貴賓館

札幌は初雪、余市と小樽も時折、粉雪が舞って冬間近だった。

晩秋の札幌と、余市、小樽の旅(1/2)

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札幌市
・北海道大学構内…ポプラ並木
・北海道開拓の村…開拓時代の野外博物館、道産子が曳く馬車

・モエレ沼公園…イサム・ノグチ設計、ガラスのピラミッド
・さっぽろテレビ塔展望台…大通公園などの風景
・豊平館(ほうへいかん)…明治政府が建てた洋風ホテル

四分の三

ラグビー・ワールドカップ日本大会が開催されたが、かの有名な名探偵ホームズの事件簿に、ラグビーの選手が依頼人の「The Adventure of the Missing Three-Quarter」がある。
最初に読んだ時は、「Three-Quarter」が、ラグビーのポジションの一つだということも知らなかった。ちなみに、ホームズもラグビーの有名選手には詳しくないようだった。
...

佐竹本三十六歌仙絵

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奈良の正倉院展の後、近鉄で京都に向かい、京都国立博物館で「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」展を見た。

これは、元々は13世紀の鎌倉時代に描かれた二巻の絵巻で、秋田藩主の佐竹氏が所蔵していたが、大正時代に分割されて当時の実業家などの手に渡り、それぞれ掛け軸に仕立てられ、茶会が開かれたそうだ。

掛け軸にされたことで華やかになり、日本各地の美術館で大切に保存されているのは良かったが、絵巻の分割とはまあ何と大胆なことをしたものだ。

第71回正倉院展

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御即位記念 第71回正倉院展

正倉院には、8世紀、奈良時代の約9000件の宝物が納められていて、毎年秋に二か月ほど開封され調査点検が行われ、それに合わせて一部が一般公開される。

以下は今回、印象に残ったもの。

・赤漆文欟木御厨子(せきしつぶんかんぼくのおんずし)・・・天武天皇から聖武天皇、孝謙天皇までの6代に渡り伝えられ、聖武天皇・光明皇后の大切な品が納められていた。

・紅牙撥鏤尺(こうげばちるのしゃく)・緑牙撥鏤尺(りょくげばちるのしゃく)・・・象牙をそれぞれ赤と青で染めて模様を彫った美しいものさしで、上の厨子に納められていた。

・粉地彩絵八角几(ふんじさいえのはっかくき)・・・薄緑色の献物用の台で、側面に虹色の色鮮やかな細かい模様が描かれている。。

・鳥毛立女屏風(とりげりつじょのびょうぶ)6扇・・・当時は山鳥の毛で衣服や樹木が飾られていたらしい。当時はこのようにふくよかな美女が人気があったのだろう。

・螺鈿箱(らでんのはこ)・・・紺玉帯残欠(こんぎょくのおびざんけつ)、つまりラピスラズリで飾られたベルトを納めるための入れ物。

・黄絁(きあしぎぬ)・・・遠江国(とおとうみのくに)から納税された絹織物。

以下は、古文書、経典から。

・下級職員に給付されたもの・・・「米塩布」だけ読めた。

・鏡の下絵、男性の人物画(落書き?)

・万葉仮名の手紙の下書き・・・「米を山田は給わらず」と説明があった部分で、「山田は」の原文は「夜未多波」となっていた。山田氏が米(賃金)を払ってもらっていないと訴える手紙だろうか?

・玄奘が漢訳した経典の写経。