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小さい秋

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この夏で初めての秋らしい日だったので、京都駅界隈に小さな散歩に出かけた。西本願寺ではツクツクボウシが聞こえ、東本願寺からは東山が綺麗に見えた。時期外れなのか、珍しく観光客も少なめで、どちらも駅の雑踏が信じられない静けさだった。

Georgeの別名

ドイツ生まれのレイ夫妻が、パリで創り出した小猿は「Fifi」と名付けられた。夫のハンスが描き、妻のマーガレットが話を書き、二人は、その原稿を持って第二次大戦中にアメリカに移住した。

戦後、それが絵本として出版されるとき、その小猿は「George」という名前になった。
その後、イギリスで出版されるときは、時の国王と同じ名前になってしまうので「Zozo」と変えられ、しっぽが付け加えられた。当時、イギリスでは、しっぽがあるのが「monkey」で、ないのは「ape」と区別されていたからだそうだ。

日本では「ひとまねこざる」として岩波から出版された。最初は縦書きで、スパゲッティが「うどん」と訳されていた。隔世の感がある。けれど、知りたがりやで大騒動を巻き起こすジョージの憎めない可愛さは、年月が経っても変わらない。

"Curious George Takes a Job" by H.A.Ray,1947

平成最後の「夏の甲子園」

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「第100回全国高等学校野球選手権記念大会」が始まった。
参加は過去最多の56校。朝7時に着いたが、しばらくして内野席は売り切れ、外野席も今年から有料なので駅の方に戻って並ばなくてはならなかった。

皇太子ご夫妻御臨席のため、手荷物検査もあり、球場周辺は例年と違い大混雑で騒然としていた。

開会式の入場行進の後、水分補給タイムがあった。例年にない猛暑の中、選手も観客も大変だ。

ボールがヘリコプターから落とされ、松井秀喜氏の始球式で第一試合、大分の藤陰(とういん)ー石川の星稜(せいりょう)が始まった。決勝戦まで熱中症で倒れる人などなく無事終わってほしい。

ロープの結び方

船をロープで岸につなぎとめる時の特別な結び方を、「a bowline knot」というそうだ。作者が描いた挿絵を見ながらやってみたが、なかなか難しい。

ジョンは、海軍中佐の父に仕込まれていたので、手際よく結ぶことができた。その父のような熟練の船乗りともなると、手首を二ひねりしただけで片手で結んでしまった。

これは「もやい結び」といって、現代の日本でも様々な場面で使われる結び方だそうだ。


"We Didn't Mean to Go to Sea" by Arthur Ransome,1937

「魔弾の射手」

19世紀前半の作、ドイツ・ロマン派の作曲家ウェーバーのオペラ「魔弾の射手」を見た。

17世紀後半の30年戦争後の荒廃したボヘミアの森が舞台。スランプに陥った射手マックスは、悪魔から絶対に的を外さない魔弾を手に入れるため、深夜「狼谷」へ行く。そこではおどろおどろしい雰囲気の中で7発の魔弾が造られ、悪魔が姿を現す・・・。

マックスは最初から最後まで悩みっぱなしで魅力的とは申しかねたが、恋人アガーテは生きていて、罪も許され、一応めでたく終わる。もっとも、元になった話は、主人公の7発めの魔弾で恋人は息絶え、主人公は精神錯乱を起こすという悲惨な話だったそうだ。

「狩人の合唱」、また序曲の一部「秋の夜半」として昔から知られている曲は美しいが、何より深い森の恐ろしさと民衆の力強さが印象に残る作品だった。

暑い!

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7月下旬から8月上旬は土用で最も暑い時期だが、今年はまた格別で連日35℃以上の猛暑が続いている。人間には辛い暑さでも、雲も蝉も元気だ。

山鉾巡行2018

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祇園祭の前祭(さきまつり)、山鉾巡行を見た。
長刀鉾(なぎなたほこ)の注連縄(しめなわ)切りから始まり
23基が続く。
写真は他に函谷鉾(かんこほこ)、月鉾、山でも辻回しをする岩戸山、最後は船鉾。
大阪の地震、西日本の豪雨、猛暑と続き、平安の昔と同じく神頼みをしたくなる。

思いがけない来客

昨日、大雨の二日目の午前中、近くの桜の木の下に落ちていたクマゼミの幼虫が救出されてきた。室内の植木の枝で羽化が始まり、昼頃に終わった。その後、小さな緑の羽がどんどん伸びて透明になってきた。少しずつ動き出し、夜になって飛んだので元の桜の木にお帰りいただいた。

「なぞの鳥」の正体は?

英国のアーサー・ランサム作の『シロクマ号となぞの鳥』(岩波)は原題を『Great Northern?』という。「大きな北方の?」では何のことか分からないが、実は「Great Northern Diver」という鳥の名前を略したものである。

「Diver」とは、「ダイバー」の名が表すように潜るのが得意な渡り鳥で、Red-throated Diver、Black-throated Diver、Great Northern Diverなどの種類があるそうだ。

その中で、英国では巣を作ることはないと思われていたGreat Northern Diverの巣と卵を、少年ディックがスコットランドの島で見つけたことから話が始まる。

日本ではなじみが薄い鳥だが、ディックの熱意のおかげで読み終わる頃には親しみがわいてきた。

"Great Northern?" by Arthur Ransome,1947

梅と赤紫蘇の季節

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今年も梅ジュースと、梅干の余りの赤紫蘇ジュースが出来上がった。ジメジメと蒸し暑く鬱陶しい時期だが、どちらも味は爽やか。