James Reeves作の 'Pluto and Proserpine'という詩がある。
黄泉の国の王プルートがプロセルピナに求婚する。
私の女王になるなら結婚指輪を与えようというプルートに、
プロセルピナは、黄泉の国には花や鳥の声や子どもの笑いや日の光があるかと問う。
どれも無いと言われた彼女は、
「花や鳥や日の光には飽きたし、私は暗闇は怖くないから、あなたと結婚して、笑いがない人たちを慰めてあげるわ」と答える・・・という内容だ。
神話では、問答無用でさらわれて黄泉の国の女王になるプロセルピナだが、この詩では、彼女が求婚を納得して受け入れるというのが良かった。