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絵巻と刀

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名古屋市の徳川美術館「やまと絵うるわし」展を見た。
印象に残ったものは・・・

・源氏物語絵巻(12世紀)
「関屋(せきや)」詞書(ことばがき)と絵・・・石山詣での源氏一行が、夫と共に上京途中の空蝉に出会う場面の風景画。
「東屋(あずまや)一」詞書と絵・・・中君(なかのきみ)が、異母妹の浮舟を慰めようと絵物語を見せ、女房に詞書を読ませる。

・掃墨(はいずみ)物語絵巻(14-15世紀)
白粉と眉墨を間違えて化粧してしまい、僧に鬼だと思われショックを受けて出家した娘の話!

・鶏卵皮研出塗刀拵(けいらんひとぎだしぬりかたなこしらえ)
卵の殻にひびを入れたもので覆った鞘。江戸後期に流行したそう。

門の外では、青空の下、結婚式の撮影が行われていた。