マウロ・イウラートのヴァイオリンを聴いた。
・母国イタリアのヴィヴァルディ作曲「『四季』より夏」、
・留学したオーストリアのクライスラー作曲「プニャーニ(イタリア人)のスタイルによる前奏曲とアレグロ」、
・イタリアのバッジー二作曲「妖精の踊り」
など聴きやすい曲ばかりで楽しかった。
最後の曲は、パガニーニの弟子のバッジー二が、師匠譲りの技巧を尽くした曲だが、原題は「The Dance Of The Goblins (La Ronde des Lutins)」だそうだ。確かに、優雅な妖精ではなく不細工でいたずら好きなゴブリンが跳びはねている感じの曲だった。