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雨の日の楽しみ

ミルンの詩に「Waiting at the Window」というのがある。幼いクリストファー・ロビンが、雨の日、窓辺で、窓ガラスを競争するように滴り落ちる二つの雨粒に、それぞれジョンとジェイムズという名をつけ、どちらが早く下まで滑り落ちるか応援しながら見ている詩だ。題名からして韻を踏んでいるが、声に出して読んでみると調子がよくて楽しい。挿絵には、プーやコブタやイーヨーもいる。
(「Now We are Six」, by A.A.Milne)