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エリック・カール展

微妙に違う色合いの様々な緑の色紙を切り抜いて貼っていくと、あおむしの胴体ができあがる。その無数の色紙自体が作者の手作りだ。
切り抜いた残りの色紙で作品を作り上げたり、大きなあおむしの顔を切り抜いてお面にしたり、そもそも、穴あけパンチで紙にあけた穴が、小さな虫が食べた穴に見えたところから「はらぺこあおむし」の絵本ができたという。ほんとうに創ることを楽しんでいるエリックおじさんだった。
(「はらぺこあおむし」偕成社)