フィンランド風パンケーキを教えてもらった。牛乳をたっぷり入れたどろどろの生地をオーブンで焼く。出来たてはふわふわのスフレ風。ほんとうは角型だが、まあ味は同じかと。
ミルクティーが好きなので、香りのついた紅茶が残ってしまう。思いついて水出し紅茶にしてみた。カシスとブルーベリー、グレープフルーツ、フランボワーズ、サクランボなど日替わりでなかなか楽しい。中でもレモングラスが爽やかで今の季節に合っていた。
英国土産の「Scottish Dishes」の本からいくつか作ってみた。
Smoked Haddock Kedgere、
Cheese & Onion Oat Pie、
Crunchy Rhubarb Oat Crumble、
燻製鱈の代わりに燻製の鰊、ルバーブの代わりに林檎にしたが、珍しい味でなかなか美味しかった。
「seed cake」は、クリスティのバートラム・ホテルにも登場する英国の伝統的なお茶菓子だ。「seed」は「種」なので、昔の訳では「種入りケーキ」となっていたりして、どんなものかとても興味があった。調べて作ってみたらキャラウェイ・シードを使ったバターケーキだった。長年の疑問が一つ解決した。
「caraway」は、和名をヒメウィキョウといい、香辛料や薬用に古くから使われてきたそうだ。