三重県北部の亀山市にあるJR関西線の関(せき)は、東海道五十三次の「関宿」だった。
伊勢街道に分岐する「東の追分」の大鳥居から、「西の追分」まで昔ながらの家並みが残る街道が続いていた。
夜は、奈良市、東大寺と興福寺のライトアップを見学した。修理中の窓から大仏のお顔を拝した。
三重県北部の亀山市にあるJR関西線の関(せき)は、東海道五十三次の「関宿」だった。
伊勢街道に分岐する「東の追分」の大鳥居から、「西の追分」まで昔ながらの家並みが残る街道が続いていた。
夜は、奈良市、東大寺と興福寺のライトアップを見学した。修理中の窓から大仏のお顔を拝した。
静岡県西部、掛川市
・ステンドグラス美術館・・・主に19世紀の英仏の教会のステンドグラスが蒐集展示されている。自然の光を受けて変わる色合いが美しい。
・掛川城
浜松市
・楽器博物館・・・古代ペルシアの楽器が、東は中国に伝わり「ピパ」、そして日本の「琵琶」となり、西はアラビア半島の「ウード」、そして8~11世紀に欧州の「リュート」となったそうだ。形はそっくり。
・ホテルの窓から浜名湖、浜松城、遠くにアルプスの山々と富士山が見渡せた。
天竜浜名湖鉄道の東部
・木造駅舎(遠江一宮、遠州森など)
・天竜二俣駅の現役の転車台
東山区三十三間堂に近い養源院(ようげんいん)は、16世紀に淀君が父の菩提を弔うために建て、その後、秀忠の妻となった妹が再興した。
俵屋宗達の白象図などの杉戸絵がある。
七条の智積院(ちしゃくいん)は、真言宗智山派の総本山。紀州根来寺炎上の後、17世紀初頭に京都で再興されたもの。
長谷川等伯と夭折した息子の楓図、桜図などがある。
どちらのお寺も複雑な歴史を持っている。
北区紫野の大徳寺は、14世紀創建の臨済宗大徳寺派の大本山。
その塔頭の一つ、龍源院(りゅうげんいん)にはとても小さな坪庭の石庭があり、聚光院(じゅこういん)は千利休の菩提寺で、狩野永徳とその父の障壁画(16世紀)がある。
永徳の祖父、狩野元信は、書の楷書行書草書にならい、画法を系統立て弟子が学びやすくして、その後の狩野派の隆盛の礎をつくった人物だという。狩野派は、数人の天才というより工房の集団の力で栄えたようだ。
根来(ねごろ)寺は、和歌山県北部、大阪府に近い場所にある。
12世紀に高野山からこの地に移ってきたという。
16世紀末に豊臣秀吉に攻められ、大塔などを残し全山焼失したが、江戸時代に再興され新義真言宗総本山となった。
大塔は、日本最大の木造多宝塔で、丸いお堂に合わせ、障子にもカーブがついていた。
JR宇野みなと線で、岡山から備前田井(びぜん たい)まで行き、
みやま公園に寄った後、宇野へ。
この辺りすべて岡山県玉野市になる。
宇野港は、瀬戸大橋開通前、本州と四国(高松)を結ぶ宇高(うこう)連絡船の発着港として賑わった。
空き缶や不用品で作られたチヌ(瀬戸内海の黒鯛)が面白かった。
帰りは、「La Malle de Bois」(ラマルドボワ)という凝った名前の観光列車で岡山へ。
malleは旅行鞄、boisは木を意味するフランス語だそうだ。
青森県
・青森市
八甲田山ロープウェイ…100人乗り
・弘前(ひろさき)市
弘前城…100年ぶりの石垣大修理のため天守閣が石垣から下に移転中、天守閣から見える岩木山
日本聖公会弘前昇天教会…大正時代の建築
最勝院五重塔…東北では珍しい五重塔
・弘南(こうなん)鉄道:大鰐(おおわに)線…中央弘前から大鰐へ、車窓から赤い実が鈴なりの林檎畑
・JR碇ヶ関駅…近くに復元の碇ヶ関所の門
季節の林檎と林檎ジュースが絶品