夜明け前の暗く静かな世界が徐々に目覚めていく。
耳をすますと色々な音が聞こえてくる。
カエルが飛び込む水音、鳥の鳴き声、焚き火がパチパチいう音、
オールのきしみ・・・。
急に、あたり一面が鮮やかに輝く。朝日が昇った。
じっくり眺めると、耳にも目にも楽しい絵本だ。
ちなみに、作者は
"The Fool of the World and the Flying Ship"も
描いているが雰囲気が全く違う。
・"Dawn" by Uri Shulevitz, 1974
・"The Fool of the World and the Flying Ship" Retold by Arthur Ransome, Pictures by Uri Shulevits, 1968