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黄金の騎士

19世紀末のウィーンの画家、クリムトの「人生は戦いなり:黄金の騎士」を見た。行く手を遮る蛇、つまり邪悪の象徴に臆することなく、黒馬に乗り毅然として進む騎士の姿が描かれている。金箔が貼られているのは、日本の影響だそうだ。西洋の題材が、日本的な黒と金を使い平面的な手法で描かれた不思議な雰囲気の画だった。