7月半ばに石川県能登半島に行った。半島の東側、七尾湾に囲まれた能登島(のとじま)のガラス美術館は、銀色の宇宙船のような建物だった。清朝の色ガラスや、ダリのデザインによるふにゃふにゃ時計が面白かった。近くの和倉温泉泊。
半島の西側の巌門(がんもん)は岩に穴が開いていて小舟なら通ることができるそうだ。岩と海の風景はなかなか雄大だった。
千里浜(ちりはま)は、長い海岸線が続くのどかな海水浴場だが、その砂浜を車が走る珍しいところだった。
日本海を背景にしたこのあたりの風景は、照りつける真夏の明るい太陽の元でも厳しさや荒々しさが強く感じられた。