京都下賀茂神社の糺の森(ただすのもり)の新緑の下、総勢五百名以上、一キロに渡って葵祭の行列が進んでいく。みな葵の葉を身につけている。皇族の娘、斎王代(さいおうだい)を初めとして、馬に乗った検非違使(けびいし)など貴族の装束は、紅色、紺色、山吹色、草色などどれも華やかだが「はんなり」とでもいうのか和風の柔らかな色合いだ。一番下っ端の装束は白一色に黒い烏帽子で、葵の葉の緑色が、ひときわ映えていた。
京都下賀茂神社の糺の森(ただすのもり)の新緑の下、総勢五百名以上、一キロに渡って葵祭の行列が進んでいく。みな葵の葉を身につけている。皇族の娘、斎王代(さいおうだい)を初めとして、馬に乗った検非違使(けびいし)など貴族の装束は、紅色、紺色、山吹色、草色などどれも華やかだが「はんなり」とでもいうのか和風の柔らかな色合いだ。一番下っ端の装束は白一色に黒い烏帽子で、葵の葉の緑色が、ひときわ映えていた。
2010年5月 | ||||||
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