オペレッタ「メリー・ウィドウ」の本番直前の「バックステージツアー」に参加した。ライトに照らされ舞台装置もそろった舞台の上に立って四階席まである客席を眺めると、オペラ歌手の気分。舞台は少し前方に傾斜していて立ちにくいし、背景も平面の板に描かれていて作り物なのに、上演された舞台を見ると華やかな夢の世界だ。
ちなみに、映画の題名など原題そのままを安易にカタカナにするのはどうかと思うが、この場合「Merry Widow」を「陽気な未亡人」と訳しては、軽く華やかな内容に合わないし夢の世界には入りにくいだろう。