記事一覧

お雛様の飾り方

アップロードファイル 529-1.jpgアップロードファイル 529-2.jpgアップロードファイル 529-3.jpgアップロードファイル 529-4.jpg

京都市中京区の丸平文庫「丸平代々の雛人形展」に行った。
様々な種類の雅なお雛様が飾られていて、色々お話があった。
京都では、向かって右側に男雛を飾る。
昔は「左」が格が上だったので、男雛(帝)と女雛(后)が並ぶ場合、格上の男雛が左側になった。

また「右近の橘、左近の桜」でも、左が格上なので桜(元は梅らしい)が男雛に付随し、橘は、実をつけるので子孫ができる象徴、つまり女雛に付随する。

それが、明治時代に西欧に倣って天皇皇后の立ち位置が逆転したので、お雛様も東京をはじめ全国的に逆な並べ方が主流になったそうだ。長年の疑問が一つ解決した。