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京都の紅葉

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11月下旬の京都、東山の無鄰菴(むりんあん)と南禅寺、嵐山の常寂光寺と二尊院。今年は、ずっと暑かったのが急に寒くなり、秋が短かったが、紅葉はどこも綺麗だった。
それに近所の桜も赤くて綺麗だった。

京都の桜

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北野白梅町行き嵐電は、桜のトンネルを通った。平野神社は、桜の種類が多く密集していてピンクから白のグラデーションが美しい。今出川通りの御所や、川沿いの桜、哲学の道から南禅寺、岡崎とどこも満開を過ぎたところで花吹雪が舞っていた。これぞ「日本の春」という風景だった。

紅葉狩り(京都府長岡京市)

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光明寺と長岡天神。見事な紅葉だったが、京都市内ほど混んでいなかった。

紅葉狩り(京都)

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二条城、南禅寺、哲学の道、出町柳あ。
今年の紅葉は茶色の枯れ葉でなく赤い。
桜も例年より赤っぽい。

梅雨の京都

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賀茂大橋から初めて、後二條天皇陵、吉田神社入口、哲学の道の西田幾多郎碑、南禅寺、岡崎、三条大橋、錦市場あたりまで散策。

大儺之儀(だいなのぎ)

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 今日は節分。京都の平安神宮では、平安朝の宮中行事、追儺(ついな)の古式を復元したという大儺之儀(だいなのぎ)が行われた。平安朝の殿上人に扮した人たちの中に、お面を被り盾と矛を持った人がいた。これは鬼を追い払う役目の方相氏(ほうそうし)で、「鬼やろう!」と三度叫んでから境内を回った。儀式の後は、登場人物たちがのどかに記念写真を撮っていた。
 八坂神社では、福引券付きの豆を売っていた。節分は、鬼が恐怖だった平安朝と違って楽しい行事の一つだが、「鬼」という姿に擬人化して追い払いたい災厄は今も沢山ある。

嵐電

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京都の四条大宮から西へ向かう京福電鉄嵐山線、通称「嵐電(らんでん)」に乗った。一両しかない小さな電車で緑の山に向かって途中は道路を走る。終点の嵐山の渡月橋あたりで今年初めてツクツクホウシの声を聞いた。暑いけれど秋が近づいている。

祇園祭

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京都の新町通りでは「放下(ほうか)鉾」を建てていた。木材を縄で巻いているが、鉾の部分は横にしてもずいぶん長かった。

四条通りでは「長刀鉾」の曳き初めがあった。囃子方や稚児も乗り込み、祇園囃子と「エンヤラヤー」の掛け声と扇の振りに合わせて大きな鉾がゆらりと動いた。車輪がぎしぎし音を立てるのを聞くと、木製だったと思い出す。

山鉾の外側を飾る布の中には、16世紀にベルギーで製作され輸入されたタペストリーを切り分けたものもあるそうだ。トロイア戦争や旧約聖書を題材にしているが、キリシタン禁制の時代も生き延びてきた。9世紀から続いてきた祇園祭の歴史を思いながら鉾を眺めた。

馬が活躍する祭り

京都の葵祭(あおいまつり)は、六世紀から始まったという雅な王朝貴族の祭りだ。今年も総勢五百人余りの行列が御所から下鴨神社へとしずしずとやってきた後、「走馬の儀(そうめのぎ)」が行われた。これは、平安装束の乗り手が新緑の木立の中を一騎ずつ走り抜ける神事で、ドドッドドッとリズミカルに近づいては遠ざかっていく馬の足音も良い。

馬が活躍する伝統の祭りといえば、福島県の相馬(そうま)の野馬追(のまおい)がある。こちらは、平将門(たいらのまさかど)を祖とする元相馬藩の勇壮な武者の祭りだ。ほら貝の音が響く中、甲冑姿の武者が乗る総勢五百騎余りが荒々しく駆け回る騎馬戦は迫力満点だ。毎年七月末に行われるのに・・・と思うと胸が痛くなる。

花吹雪

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京都市左京区一乗寺恵文社に行った。昔の本がいっぱいある中に、今時の本も違和感なく並んでいる。古いようで新しい京都ならではの本屋さんだった。

その後は、満開を過ぎかかった桜を堪能した。
高野川の桜は、大きくてのびのびと咲いていた。
哲学の道の桜は、川面に浮かんでゆったり流れる花びらも美しく、時おり風が吹くとサーッと花びらが舞い散って、まさに「花吹雪」になった。さすがに賑わっていたが、個人の日本人客ばかりでごくごくたまに西欧系の観光客がいるのが珍しい光景で、「現実」を思い出させた。