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黄色と青の静寂

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17世紀後半のオランダの画家、ヨハネス・フェルメールの作品を中心にした「フェルメール展」に行った。雨降りなので空いていてゆっくり見ることができた。

以下がフェルメールの作品。
「マルタとマリアの家のキリスト」ー 初期の宗教画
「取り持ち女」ー 衣装の黄色が鮮やか、人物それぞれが個性豊か
「リュートを調弦する女」ー 女性の表情が魅力的、背景に世界地図
「手紙を書く女」ー 真珠や毛皮の質感
「手紙を書く婦人と召使」ー 上の作品と共に二度目の遭遇
「恋文」ー カーテンの奥をのぞくような構図、散らかった部屋

手紙を読み書きしている絵が多いことから、当時のオランダの識字率の高さが想像される。ダウ作「本を読む老女」という絵も展示されていた。本と言っても聖書だが。
現代なら、スマホを片手にしている絵になることだろう。