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「チェリストの旅」

西谷牧人(にしやまきと)のコンサート。題名のとおり、イギリスのエルガー「愛のあいさつ」、三味線や太鼓の音をチェロであらわす黛敏郎「文楽」、ドイツのバッハ「アリオーソ」、恋人と宇宙を旅する夢を見るがめざめてがっかりするフランスのフォーレ「夢のあとに」、ロストロポービッチのために作られたアルゼンチンのピアソラ「ル・グラン・タンゴ」と、さまざまな国の曲が並んでいた。本人の解説もわかりやすく、クラシックの堅苦しさがない楽しいコンサートだった。