パリ・メトロ14号線
パリのメトロ(地下鉄)の大半は第二次世界大戦の前に整備されましたが、1999年に久しぶりに新しい路線が加わりました。番号は14号線で、météor(メテオール)という愛称が付いています。他のメトロ各線が20世紀初期のデザインを反映しているのに比べ、大きく異なる近未来的なデザインを持っています。各駅にはおそらくフランス唯一のホームドアが設けられ、車両は自動運転です。またゴムタイヤ駆動が復活しました。同じ現代風デザインでも、ロンドンのJubilee線とはずいぶん雰囲気が異なります。パリの方は暖かみを感じさせるのに対し、ロンドンはクールな機能美を感じます。このイメージは古い路線においても共通している気がします。