少し寒めだがさわやかな晩秋の一日、兵庫県西宮市の生瀬(なまぜ)からJR福知山線の廃線跡を歩いた。単線の埋もれかけた枕木の上を歩いていくと、右手は武庫川上流に沿っていて、山中のところどころ紅葉が美しい。途中トンネルが六つあるが、真っ暗なので懐中電灯が頼り。昔は車窓から眺めた景色だろうなと思う。終点の宝塚市の武田尾(たけだお)は温泉で有名だが複線電化になった立派な駅だった。電車に乗って三つほど駅を過ぎると、もう宝塚駅。あっという間に都会に戻ってきた。
少し寒めだがさわやかな晩秋の一日、兵庫県西宮市の生瀬(なまぜ)からJR福知山線の廃線跡を歩いた。単線の埋もれかけた枕木の上を歩いていくと、右手は武庫川上流に沿っていて、山中のところどころ紅葉が美しい。途中トンネルが六つあるが、真っ暗なので懐中電灯が頼り。昔は車窓から眺めた景色だろうなと思う。終点の宝塚市の武田尾(たけだお)は温泉で有名だが複線電化になった立派な駅だった。電車に乗って三つほど駅を過ぎると、もう宝塚駅。あっという間に都会に戻ってきた。