英語圏の伝承童謡に、次のようなものがある。
'One for sorrow,
Two for joy,
Three for a girl,
Four for a boy,
Five for silver,
Six for gold,
Seven for a secret,
Never to be told'
これは、鳥の「magpie」が枝にとまっているのを見たとき、その数で先行きを占うことができるという古くからの言い伝えが元になっている。
また「magpie」には、「噂好きな、おしゃべりな人」という意味があるそうだ。
「magpie」は、日本語では「カササギ」になる。
こちらは、七夕の夜、織姫と彦星が会うときに、天の川に連なって橋になる話を思い出させる。カササギの橋は、百人一首にも出てくる。どちらも美しい。
同じ鳥でもずいぶん印象が変わるものだ。