宮城県仙台市にあるニッカウィスキー宮城峡蒸留所を見学した。
モルトウィスキーのつくり方は、説明によると以下の通り。
1、発芽した大麦をピート(草炭)などを炊いて乾燥させ、燻したピートの香りをつけてモルト(麦芽)をつくる。
2、モルトと温水を混ぜると麦芽の酵素の働きで甘い麦汁ができる。
3、ろ過した麦汁に酵母を加え発酵させ酵母液(もろみ)をつくる。
4、酵母液を加熱しアルコール分と香味成分を抽出する。(蒸留)
5、蒸留液を樽に詰めて長期間熟成させる。その間に透明の液が琥珀色に変わり、香りや味も変わる。
熟成中に蒸発して目減りする分は「angel's share」と呼ばれる。
また、ウィスキーは熟成させたら完成ではなく、ブレンドも重要だそうだ。奥が深い世界だ。
ギフトショップで買った「天使のこけしストラップ」は、由緒正しい「作並(さくなみ)こけし」だった。