教文館ナルニア国のアーディゾーニ展を見た。
まずは「チムとゆうかんなせんちょうさん」のチムシリーズ。
荒海の難破船から助けられる場面など原画の勢いが素晴らしい。。
初版は、文も作者の手書きの筆記体だった。表紙の背景も筆で塗られていた。
ファージョン、ピアスなどの線画の挿絵が好きだが、お気に入りは、デ・ラ・メアの詩集、「Peacock Pie」だ。挿絵が詩の魅力を、よりいっそう引き立てている。会場に「良い詩は、読むと絵が鮮明に浮かぶ」というような作者のことばがあった。長年ペアを組んだJames Reevesの詩集も読んでみたいと思ったが、残念ながら絶版らしい。
長年にわたり、毎年、友人に宛てたクリスマスカードも展示されていた。
どれもこれも作者が楽しんで描いているのが良く分かるものばかりで、見ていて楽しかった。