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滋賀県大津市の旅

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滋賀県と言えば琵琶湖。その南西部の端を取り巻いているのが大津市だ。

石山寺は、紫式部が源氏物語の着想を得たといわれるところで、その名の起こりの大きな岩がある。

佐川美術館では、葛飾北斎の「富嶽三十六景」と、それに影響を受けたフランスの版画家、リヴィエールの「エッフェル塔三十六景」が展示されていた。北斎漫画の他には、彫刻家、佐藤忠良の「ボタン」が印象に残った。

琵琶湖の対岸にある「浮御堂」(うきみどう)からは、湖が一望でき、涼しかった。