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イギリスの旅その4:スコットランド南部

スコットランドの首都、エディンバラ(Edinburgh)は、ロンドンから飛行機で一時間ほどで、少し気温が下がる。
ケルト人の砦が元で、15世紀終わりからScotlandの首都になり、その後、Englandとの抗争を経て1707年に合併した。
石造りの古い古い町並みは独特な雰囲気がある。

小説家、Walter Scott(1771-1832)、R.L.Stevenson(1850-1894)、Arthur Conan Doyle(1859-1930)の出身地でもある。
Doyleの名を冠したパブを見つけた。Scottの像があった。
特に詩人のRobert Burns (1759-1796)は、Scotland語で詩を作り、Rabbieと呼ばれ親しまれている。

岩の上に建てられたEdinburgh城は、起源を7世紀にさかのぼり、15世紀終わりからScotlandの王が住むようになった。女王Mary Stuart(1542-1587)が息子Jamesを出産した部屋が残され、「The 'Honours' of Scotland」が展示されていた。これは、幼いMaryらの戴冠に使われた王冠、王錫、王剣で、Walter Scottらが見つけ出したものである。
軍隊、Royal Scotsの資料館もあった。最初はEnglandと戦い、その後は英国軍として2回の世界大戦に従軍し、今も存在している伝統ある軍である。

城に近いカフェ、「Elephant House」で、J.K.RowlingがHarry Potterの最初の本を書いたそうだ。ゾウの形のショートブレッドが美味しかった。

Edinburghの王室の離宮、「Palace of Holyrood」では、Diamond Jubileeを記念して王室所蔵品の特別展示をやっていた。宝石類やイタリア・ルネッサンス巨匠たちの素描などが並んでいた。

城から続く大通り「Royal Mile」には、伝統衣装tartanのkilt姿の人がバグパイプの演奏をしていた。珍しい児童書の古書店「Old Children's Bookshelf」があった。

地元の新聞のスポーツ欄はサッカーの記事ばかりだった。