奈良の薬師寺は、広々とした敷地にゆったりと建物が建っている。その中心となる東塔は、1300年前に建てられたものだ。薄墨桜の満開を過ぎた散り加減が、その花の色の落ち着いた雰囲気に合っていた。
平山郁夫が描いた玄奘三蔵の旅をたどる「大唐西域壁画」は、天井に星空が描かれていたが、作者独特のラピスラズリの群青色が印象的だった。
奈良の薬師寺は、広々とした敷地にゆったりと建物が建っている。その中心となる東塔は、1300年前に建てられたものだ。薄墨桜の満開を過ぎた散り加減が、その花の色の落ち着いた雰囲気に合っていた。
平山郁夫が描いた玄奘三蔵の旅をたどる「大唐西域壁画」は、天井に星空が描かれていたが、作者独特のラピスラズリの群青色が印象的だった。