J.R.R.Tolkienの「Smith of Wootton Major & Farmer Giles of Ham」を読んだ。
前者は、星を飲み込んだためにエルフの世界へ行けるようになり、崇高な美しさを知った鍛冶屋の話。星を手放すときに葛藤するが、Ringの場合ほど深刻ではない。
後者は、自分の意思に反してdragon退治に行く羽目になるが、名刀Tailbiterの力を借り、徐々に精神的にも成長して、ついにはdragonを倒して宝を手に入れ、王になるというお話。
両方とも、「Lord of the Rings」を連想させるところもあるが、軽く楽しいお話だ。短い話なのに、後者で「貴族の言い方を俗な言い方に言い換えると・・・」というのがしばしば現れるのが、言語学者の作者らしい。