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津軽(つがる)1:五能線の旅

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秋田から五能線(ごのうせん)経由の「リゾートしらかみ」で旅をした。五能線は、秋田県の東能代(ひがしのしろ)から青森県西部の五所川原(ごしょがわら)を通り川部(かわべ)まで日本海に沿っていく。「リゾートしらかみ」は、川部で奥羽本線に接続して弘前行きと青森行きに別れる。窓が大きく展望室もある乗り心地のいい列車だ。

沿線には、まず露天風呂があった。茶色の泥水のようだが、目の前に日本海が広がり、海の匂いがして風が涼しかった。携帯が圏外になって驚いた。

次は十二湖へ行った。白神山地のブナ林の中に緑色の水をたたえる池が点在しているところだ。青池は、水の色が青く神秘的な雰囲気。沸壺(わきつぼ)の池は透明度が高い。ブナ林の散策路は気持ちがよかった。

車窓に広がる日本海はすてきな眺めだ。その名所の一つ、千畳敷では見物のため臨時停車し、車内で津軽三味線の生演奏もあった。五所川原で「リゾートしらかみ」を降りた。

その後、五所川から足を伸ばして太宰治の生家を訪れ、夜は五所川原の「立佞武多(たちねぶた)」を見学した。