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大文字送り火:その2

8月16日、京都市左京区出町柳の近く。午後八時に、東の方を眺めると、真っ暗な中に、少しずつ「大」の字が浮かび上がってくる。日中、37度を超す猛暑だった代わりに、風がないので、去年より太く鮮やかに輝いている。北の方に「法」、北西の方に左大文字のゆがんだ「大」が少し見える。かなり遠くのはずだが意外に近く見える。京都は、奥が深いが、思いの外こじんまりした街なのに驚いた。