Dm3

スウェーデンのキルナ(Kiruna)鉄山は現在も盛業中の鉄鉱脈です。ここから産出された鉄鉱石はフィヨルドを越えてノルウェーのナルヴィク(Narvik)や、下ったルレオ(Luleå)に運ばれます。路線は急勾配が続く上、積み荷は重い鉄鉱石なので、昔から強力な機関車が用いられてきました。Dm3は1960年から製造された、ロッド式の電気機関車です。三車体永久連結で、一両当たり動軸は四本です。リベット構成の車体とロッドは重厚な雰囲気を作っています。出力は7200kw、牽引力は940kNです。加速度・最高速度を犠牲にして牽引力を優先した設計で、最新型のIOREと比べると見劣りがしますが、それでもEH500の240kNの4倍近いです。登場から40年以上経過し、メンテナンスも煩雑なので、今後は引退が進むと思われます。

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