新幹線

東海道・山陽新幹線

新幹線は、日本を代表する鉄道です。中でも東海道・山陽新幹線は、東京・大阪・名古屋をはじめとする、日本の主要都市を結ぶ大動脈で、最大 1 時間に15本の運転が行われています。最高速度は新大阪までが 270km/h、新大阪から博多までが 300km/h です。東京から新大阪までは JR東海が、新大阪から博多までは JR西日本が運営しています。

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500系のぞみ

500系のぞみ

500系は、日本で初めて300km/hでの営業運転を開始した新幹線です。ドイツのノイマンスター社によるシャープな前面デザインは、現在でも高い人気を誇ります。もともとは山陽新幹線用として製造されましたが、2010年までは東京駅にも乗り入れていました。現在では、山陽区間でのこだま運用が主体です。

300系

300系

300系は、初めての JR 設計の新幹線です。従来の100系に比べ、最高速度が220km/hから270kn/h に向上されました。車体はアルミ製で、VVVFインバータ制御とボルスタレス台車が導入されました。1992年から、初の「のぞみ」用車両として運用されてきましたが、近年では「こだま」運用がメインで、廃車が進行中です。

700系

700系

700系は、300系の改良版として 1999 年に登場しました。300系に比べ快適性の向上に重点が置かれています。車体はアルミのダブルスキン構造で、車体間にはダンパが設置されています。塗装は 300 系と同じ白に青のラインがですが、帯の意匠が異なります。2010年現在、「のぞみ」「ひかり」「こだま」すべてに用いられる、東海道新幹線の主力です。

N700系

N700系

N700 系は、東海道新幹線のスピードアップを目的に 2007 年に登場しました。同区間での最高速度こそ 270km/h ですが、加減速性能が 2.6 kmph/s に向上され、10 分の短縮を実現しました。また、車体傾斜システムの搭載により、曲線通過速度が向上されました。山陽区間では 300km/h を行います。2010年現在、さらに増備中です。

100系

100系

0系、100系、923系

0系、100系、923系

0 系は、東海道新幹線初めての車両です。1964 年に営業運転を開始してから、1986 年まで 3000 両以上が製造されました。21世紀になっても、山陽区間での活躍が見られましたが、2008年に引退しました。100系は、二階建てを組み込んだ新幹線です。923系は、「ドクターイエロー」と呼ばれる、軌道点検用の車両です。

東海道新幹線

東海道新幹線

JR東海は積極的に新車の投入を進めています。主力の300系・700系も時速270キロ運転が可能ですが、最新のN700系は加速性能に優れており、東京・新大阪間を約10分短く走行することができます。新形式は 7,8 年おきに投入されていて、車両は約 15 年で世代交代を迎えます。


東北・上越・長野新幹線、秋田・山形新幹線

東北・上越新幹線は、1982年に開業しました。それまでの東海道・山陽新幹線が一体的に運営されているのに対し、初めて独立した線区として開業しました。寒冷地を走るため、雪と寒さへの装備が厳重になされています。在来線を改軌した山形・秋田新幹線に直通するため、一部の列車は車体のサイズが小さくなっています。

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東北新幹線

東北新幹線

東北新幹線は、JR 東日本の新幹線の本線です。東京から仙台、盛岡、新青森を結びます。途中で山形、秋田新幹線が分岐します。輸送量は劣るものの、車両のバリエーションは東海道新幹線より豊富です。長く200系が主力でしたが、現在では E2 系を中心に、二階建ての E4 系、新在直通用の E3 系が主力です。

山形・秋田新幹線

山形・秋田新幹線

日本の新幹線は専用の高規格路線で、在来線とは軌間が異なります。しかし、奥羽本線の一部と田沢湖線は 1435mm に改軌されていて、東北新幹線との直通運転が行われています。車両サイズは在来線サイズで、車体幅・車体長とも小さいため、東北新幹線区間では、輸送力の大きな通常の新幹線車両と連結されて運転されます。

200系とき

200系とき

200 系は、東北・上越新幹線用に国鉄が製造した車両です。1982年に登場しました。0 系とよく似たデザインですが、車体はアルミ製で、性能も向上しています。改造により 100 系スタイルの先頭車、二階建て車も加わりましたが、2010年現在では、リニューアル工事を受けた車両のみが「とき」用として残っています。

E1系 MAX 二階建て新幹線

E1系 MAX 二階建て新幹線

E1 系は、新幹線初の全車二階建て車両です。1994 年に登場しました。インバータ制御の採用により、機器は小型化され、台車直上に格納されています。6M6T の 12 連を組み、最高速度は 240km/h です。自由席の二階席は、一列 6 人がけの座席を持ち、一両あたりの座席定員124名を誇ります。「とき」を中心に運転されています。

E2系 はやて・やまびこ

E2系 はやて・やまびこ

E2 系は、200系に代わる主力車両です。東北新幹線では、仙台以北からの列車の大半を担当します。アルミ車体にインバータ制御を持ち、最高速度は 275km/h です。1997 年からの初期グループは GTO インバータ、側面は小窓ですが、2001年から増備された1000番台では、IGBT 素子のインバータ、側面は大窓です。

E2系 あさま

E2系 あさま

長野新幹線 (北陸新幹線) は、1997 年に開業しました。山岳区間を走行し、50/60Hz の複数周波数対応が必要なため、車両はこれらに対応する装備を持つ E2 系に統一されています。東北新幹線とは完全に分離されていて、編成長が 8 連 (長野) と 10 連 (東北)、帯が赤 (長野) とピンク (東北) になっています。

E4系 二階建て新幹線

E4系 二階建て新幹線

E4 系は、E1 系に継ぐ二階建て車両です。編成が 8 連になり、E3 系「つばさ」との連結や、重連など、柔軟な運用が可能になりました。機器類は台車直上の床上に収納されていて、全車二階建てです。1M1T を組み、最高速度は 240km/h に留まります。東北新幹線の高速化に伴い、今後は上越新幹線中心の運用になる予定です。

E3系 こまち

E3系 こまち

E3 系は、400系に続くミニ新幹線車両です。秋田新幹線の開通に伴い、1997年に登場しました。インバータ制御を採用し、車体はアルミ製です。当初は 5 連でしたが、その後 6 連に増結されました。秋田行きの「こまち」の運用が中心ですが、東北新幹線内のみの運用も担当します。最高速度は 275km/h です。

E3系 つばさ

E3系 つばさ

E3系は、1999年に山形新幹線用の 1000 番台が登場しました。新庄延伸に対応した増備車で、最高速度は 240km/h です。2008年には400系の置き換え用として 2000 番台が登場し、「つばさ」の全運用を担当するようになりました。福島-東京間では、E2、E4系の「やまびこ」と連結して運転されます。

400系・E926系

400系・E926系

400系は、初代の山形新幹線の車両です。車体限界が小さいため、新幹線区間ではステップが出て、ホームとの隙間を埋めます。1992 年から製造され、東京-山形間で活躍しましたが、2010年に全車引退しました。E926系は、線路設備の検査を行う車両で、E3 系をベースに 2001 年に登場しました。JR 東日本の全新幹線の検査を行います。

新幹線 上野駅

新幹線 上野駅

東北新幹線の上野駅は、新幹線で唯一の地下駅です。2 面 4 線の規模ながら、新幹線の大きな車体限界で建設されているため、広大な地下空間を持っています。1982年の開業時は終着駅でしたが、1991年の東京延伸に伴い、中間駅になりました。「はやて」号は通過します。