Oslo T-Bane Line 1

オスロ地下鉄(T-bane)はMajorstuenを挟んで東西に分かれていますが、西側は架空線で建設されていて、1995年までMajorstuenを挟んで西側と東側の直通はありませんでした。1995年からサードレールと架空線の切り替えが出来る車両により、東西の直通運転が始まりました。その後2号線(Osterås-Majorstuenは架空線から第三軌条に改築され、1号線と4号線のセクションも移設されました。ただ現在でも、一部の区間は第三軌条と架空線の両方で電化されています。T-bane1号線は、オスロで一番古い地下鉄です。西側区間(Frogenerseteren-Majorstuen)は元々トラム規格の私鉄として開業しました。地下鉄との直通が始まった今でも線形は変わらず、登山電車のようなアップダウンと美しい車窓を楽しむ事が出来ます。鉄道ファンにとっては、Froenでの第三軌条用の集電靴とパンタグラフの切り替えが楽しいです。この切り替えは20秒ほどで実にスムーズに行われます。使われている車両は、1300系と2000系です。1300系は1000/1100系を基本にパンタグラフを載せたものですが、全室運転台でドア配置も少し異なります。2000系は1994年から投入されたVVVFの新型車で、3300mmの車体幅を持ちます。座席配置も他に例を見ないものです。

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