JR北海道では札幌〜室蘭・旭川間が電化されている以外は非電化区間が長く、都市間連絡特急は気動車が中心です。283 系をはじめとする振り子式気動車は、在来線では最速レベルの表定速度を誇ります。一方で、長大ローカル線も多く抱え、経営の課題になっています。
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731系はロングシートで、同型の車体を持つキハ201と協調運転することができます。踏切事故対策で、721系に比べ力強さを感じる前面デザインです。721系との併結も頻繁に行われます。
711系は北海道初の電車です。国鉄によって、1967年から製造されました。北海道の寒さに備えるため、2扉デッキ付き・二重窓を備えます。現存するのは1980年以降に製造された100番台のみで、一部のクハは3扉化改造されています。
キハ140は、51系客車にエンジンを搭載し気動車化した系列で、主に札沼線で用いられています。キハ141、142は250psの、キハ143は450psのエンジンを搭載します。キサハ144はエンジンを搭載せず、オハフ51時代と同一の台車を履きます。キハ150はJR北海道が投入した軽快気動車で、JR東日本のキハ110に類似した鋼製車体を持ちます。
キハ54-500番台は国鉄が製造した最後の北海道向け気動車で、ステンレス車体を持ちます。 極寒地向けの丈夫な車体と250psが2台の強力なエンジンを持ち、冬期でも単行で運転できます。 宗谷本線や釧網本線の主力です。写真は稚内行きの急行礼文です。
キハ40は、国鉄が製造したローカル先用気動車で、1975年から多数が製造されました。北海道には二重窓を備えた100番台が投入され、ローカル線の体質改善が図られました。頑丈な車体構造から現在も多くの車両が用いられています。主に札沼線の石狩当別〜新十津川で撮影した写真です。
特急運転は国鉄時代にキハ80(キハ82系)によって始まりましたが、同車は元々寒地向けではなく、故障が多発しました。このため後に製造されたキハ183系は厳重な寒地対策が施されました。JR北海道になってからはキハ281・283・261系が投入されています。フラノエクスプレスなどのジョイフルトレインは一時ほどの存在感を示していません。
1997年には宗谷本線に定期特急列車は無く、キハ400・キハ480による急行宗谷が代表的な優等列車でした。 現在ではキハ261系によって特急化されています。沿線は雄大な自然が広がりますが、稚内は最北の街としてにぎわいを見せていました。
旭川電気軌道は日本最北の電化私鉄として有名でした。全線が併用軌道でしたが、車両は立派な鉄道線スタイルで、福井鉄道のような雰囲気でした。2007年に撮影した、保存車2両(モハ101・モハ1001)の写真です。
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東北地方は本線の電化率は高いのですが、高価な交流電車が少なかったことから客車列車や架線下DCが多く運転されていました。1993年から始まった701系の投入により、これら架線下DCや客車列車はほぼ姿を消しました。仙台周辺では以前から電車運転が行われており、719系や455系、寝台電車583系を改造した715系を見ることが出来ました。秋田駅では秋田リレー号との並びもありました。
仙石線は、仙台市と石巻市を結ぶ近郊路線です。仙台地下駅を出てしばらくは立派な都市鉄道ですが、松島を通って石巻に着く頃にはのんびりした雰囲気になります。 車両は以前から首都圏からの転入車両で占められていますが、独自の更新工事が行われて状態が良いのが特徴です。古くは72系や103系、最近では一部クロスシート化・便所取り付け改造を行った205系3100番台が用いられています。
南部縦貫鉄道は、青森県を走る非電化私鉄でした。 乗客は極端に少なく、車両も昭和30年代に投入されたレールバスを細々と用いていました。 この旧式レールバスは1980年代より日本の他の鉄道では見られず、大変貴重なものでしたが、 国鉄清算事業団より鉄道用地の買い上げを求められたことを直接のきっかけとして、1997年に運行を終了しました。ドイツでは類似の車両をまだ見ることが出来ます。
福井鉄道は、90年代後半に至るまで吊掛式の旧型車が多数見られました。これらは複雑な生い立ちを持ち、同形式でも一両ごとに異なった形態を持っていました。また福井新〜武生新を結ぶ1時間ヘッドの急行運転も行われていました。
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モハ80形は南海電鉄電5形に端を発し、幾度の更新により最終的にはカルダン駆動の冷房車になりました。140形は、元名鉄900形(←知多鉄道910形)と長野電鉄300形のユニットで、転換クロスシートのロマンスカーでした。モハ120形は名鉄3000形(←三河鉄道300形)の車体と手持ちの台車機器を組み合わせた車両です。これら旧型車は、名鉄岐阜線区からのモ770・880の転入により一掃されました。
福鉄200形は、1960年自社発注の意欲的な車両です。小型車ながら連接式のカルダン車で、車内はセミクロスシートです。長く福武線(福井新〜武生新)の急行用として活躍してきました。製造後50年近くが経過しましたが、冷房化・台車交換が行われ、モ770・880の投入後も引き続き使用されています。
元は静岡鉄道300形です。同社初の高性能車として、長沼工場で製造された、18m・3扉・ロングシートの通勤電車です。その後、静岡清水線への1000系の統一により、全3編成6両が福井鉄道に譲渡されました。同線ではステップの取り付けやセミクロスシート化・冷房化が行われ、急行用として活躍しましたが、2006年に引退しました。
名古屋市交通局・名城線用の1100形・1200形です。琴電などと同じく、パンタグラフ取り付けも行われたほか、両運転台化・冷房化・台車交換(狭軌化)・2扉化が行われました。また、当時名鉄岐阜工場では運転台とユニット窓を提供した1100形の廃車体を見ることが出来ました。
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