デンマーク国鉄
DSBの車両には、見る人に強烈な印象を与えるものがあります。これらはとてもユニークですが、同時に実用的な要請に基づいています。今では正面全体がゴム幌になっている、チューブのようなディーゼルカーは世界各地に輸出され、短車体連接の通勤電車も各国で注目を集めています。20年前にはデンマークには航送の列車が多く存在し、IC(特急)も編成を短く分割して積み込む必要がありました。しかし貫通式のデザインは幅が限られます。そんな中、DBSでは画期的な「正面全部を貫通扉にする」デザインのIC3を登場させました。これは大成功で、同形態の電車であるER・ETも作られました。