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マイの児童文学案内

「ネシャン・サーガ」 ラルフ・イーザウ など


 はい、こんにちは。「辺境のオオカミ」の百人隊長ヒラリオンにぞっこん(爆)なマイです。しょっぱなから飛ばしてます。今回はこのテンションのまま、いろんな本の感想をわめきつつ(?)次回へとつなげたいと思います。いぇいっ!
 まず、一番最近読んだのはラルフ・イーザウ作「ネシャン・サーガ」。エンデに見出された大型新人らしい・・・んですけど、なんかなー。(私にとって)魅力的なキャラクターがいないのが難点。てか私なんかハシュベトに近づくだけでも灰になりそうな、邪念だらけの人間だもんね。最後とかもハッピーすぎだろっていうか、なんでその人がそうなるの?それでいいの?それであなたは満足するの?って感じもするしね。信憑性が薄いっていうのかな?まあ、聖書読んでたから結構おもしろいとこもあったけど。でも私だって聖書の授業聞いてなきゃ「イェーヴォー」=「ヤーウェー」とか思わなかったしねー。日本でそこまで売れてんのかなって思うね、私は。あと、本が分厚いね。字がでかくて読みやすいかもしれないけど、授業中に机の下でこっそり読むには不向きな作です。本屋で立ち読みすると、腕筋が鍛えられます。たくましくなりたい方は是非どうぞ。まあ、ジュ●ク堂には机と椅子が用意されてますが。
 ジュン●堂といえば、バカな店員が、予約注文表に、「サトクリス」とか書きやがりましたよー。もちろん正しくは「サトクリフ」。知ったかぶりはよくないのにね。そのせいで届かなかったら恨んでやる呪ってやる末代まで祟ってやる!!・・・いや、冗談ですよもちろん。というわけで前述の、ローズマリー・サトクリフ作「辺境のオオカミ」。あー、これについてはまたそのうち紹介するかも。もうすっげーお気に入り。すごいシビアな話でもあるけど、希望があるし。やっぱりサトクリフ作品は良いね。以前紹介した、アーサー王伝説もいいけど、ローマ・ブリテンものは最高です。個人的にはコノリーとか、エビカトスとか好きなんだけど、マイブームはヒラリオン。ヒラリオン〜☆
 とかいいつつハリポタ映画をしっかり見に行って(私の周りではオリバー・ウッドの素敵さに話題騒然。あれは監督の趣味ですか?←違うよ)、読み返して、ビル・ウィーズリーとシリウス・ブラックのかっこよさを再認識。早く五巻出ないかなー。ところで、映画といえばやっぱり「THE LORD OF THE RINGS」ですね。
 前売り券はもちろんゲット。だってあの「指輪物語」ですよ?うちの母が二十七年越しのファン(?)やってて、小三の私に読み聞かせしてくれて、小三の時に私が「お母さんに『ゆび輪ものがたり』を読んでもらったこと」とかいう題で作文を書いたという証拠が残っている、あの、「指輪物語」ですよ?これは見に行かないわけにはいかないでしょう。っていうか子ども前売り券だから中学生の学生証のある三月中に見に行かなきゃいけないし。CMとかチラシとかHPで分かる限りの、映画の感想は、まずアルウェンが駄目駄目。リヴ・タイラーは美人ではあるけど、エルフにしちゃあ人間らしすぎませんかー?ってかね、アルウェンは原作ではほんの数ページしか出てこないんですよ。なのにあの扱いのよさはなんなんでしょう。「指輪物語」は、アラゴルンとアルウェンのラブロマンスが主題の物語ではないはずなんですけどねえ。エルロンドもなんかねー。なんていうか、「エルフの皆さん、神々しさが足りないわよー」って思います。しかも人物紹介のところに、[ガラドリエル]=エルフの女王、[アルウェン]=エルフ族の姫、[レゴラス]=エルフ王の子、って・・・。知らない人がそれだけ見たら、絶対に勘違いしそうな書き方です。あと、あのホビットさん達、あんまり食べなさそうですよね。痩せてますよね。この頃休みの日の食生活がホビット族に近づきつつあることに危機を覚える身としては気になるポイントなんですが。
 今月はかなりぶっ飛ばし気味で来ましたが、今度はまともに、「指輪物語」を紹介しようと思います。
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