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弘法大師と真田と柿の町

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和歌山県北東部、高野山の麓にある九度山(くどやま)町に行った。

慈尊院(じそんいん)は、弘法大師が母の為に建てた寺で、女人禁制の高野山に対し「女人高野」として親しまれてきた。
ここから始まる高野山金剛峯寺への参詣道は、町石道(ちょういしみち)と呼ばれている。
丹生官省符(にうかんしょうぶ)神社は、弘法大師が地元ゆかりの二神を祀った神社だそうだ。

九度山は、1600年の関ヶ原の戦いで負けた西軍の武将、真田信繁(幸村)が謹慎させられ14年間住んだ地でもある。
「町の木」の柿がたくさん並んでいた。

からくり人形

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三重県菰野(こもの)町、湯の山温泉の帰りに「パラミタ・ミュージアム」に行った。「パラミタ」とは、古代インドのことば、梵語の「波羅蜜多」からきているそうだ。

名古屋の人形師製作のからくり人形「納曾利(なそり)」の実演があった。木製の人形が、雅楽に合わせてゆったりと舞いながら後ろを向いたとたん龍神の面に早替りする精巧なもので、江戸時代の仕様が再現されているが、動かすのは人力ではなくコンピューター制御の機械だった。

鈴鹿山麓の植物が植えられた庭で、「イワシャジン」が咲いていた。

御在所岳と湯の山温泉

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三重県と滋賀県の境にある御在所岳に行った。と言ってもロープウェイとリフトのお手軽コースなので少々後ろめたいが、山頂は涼しくて今年初めて秋を感じた。
湯の山温泉に泊まった翌朝は、大石内蔵助ゆかりという大石公園に行った。

カンブリア大爆発と、きびだんご

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岡山市シティ・ミュージアム「生命大躍進:脊椎動物のたどった道」展を見にいった。
地球の生命は、約40億年という長い時間をかけて現在の姿に進化してきたが、その進化の過程の研究が、化石のDNA解析などのおかげで、ここ20年程の間に飛躍的に進んだそうだ。
カナダのバージェス頁岩(けつがん)の約5億800万年前の動物化石や、中国雲南省の化石がたくさん展示されていた。恐竜より3億年以上前という想像もつかない昔の話だが、生命というものが脈々と受け継がれ、その過程が現代の人類の研究によって明らかになっていくというのは、なかなか凄いことだと思った。

その後は、江戸時代の岡山藩主の庭園「後楽園」に行った。稲が実る田んぼや茶畑があるのびやかなお庭だった。最近珍しいツクツクボウシが鳴いていた。

呉からフェリーで松山へ

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①広島県

呉市
・音戸(おんど)の瀬戸…12世紀、平清盛が整備し日宋貿易の船が通ったという。60年前に造られた木の渡船が往復していた。
・アレイからすこじま公園(潜水艦)。

②愛媛県(フェリーで音戸の瀬戸経由)

大洲市、大洲城。

松山市
・オレンジ色の路面電車と坊ちゃん列車。
・道後温泉、甘いダシ醤油の鯛めし、坊っちゃん団子。
・松山城の戸無門(となしもん)と隠門(かくしもん)。

近鉄「湯の山温泉」駅と名鉄「豊田市」駅

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1、三重県北西部の湯の山温泉
・アクア・イグニス(水と火)の天ぷら定食と御在所クリームパン
・温泉

2、愛知県三河地方の豊田市
・人より車の姿が目立つ企業城下町
・豊田市美術館の開館20周年記念「デトロイト美術館展」
 豊田市とデトロイト市の友好55周年記念
 モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ピカソとお馴染みの名前
 米国に買われ、今回日本に貸し出されたので、大西洋と太平洋を越えで旅をしたことになる19世紀末から20世紀初の独仏絵画たち
 撮影可なので、シャッター音が鳴り響くという日本では珍しい展覧会

川崎と横浜と東京

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・旧東海道の川崎宿あたり、多摩川の六郷(ろくごう)の渡しまで。(あるのは看板のみ)
・横浜の原鉄道模型博物館と、大桟橋と、湾内クルーズ。
・江戸東京博物館と、東京子ども図書館。
・最後は銀座木村屋のアップルパイ。

京都から滋賀へ

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京都文化博物館「イングリッシュ・ガーデン」展
・キュー王立植物園所蔵の植物画。世界中の植物を集め栽培し絵に残そうとした英国人の熱意。
・イノダのローストビーフサンド。

京都市御陵(みささぎ)の天智天皇陵と山科(やましな)疎水。

滋賀県の中ほど、琵琶湖の東岸の近江八幡(おうみはちまん)市
・豊臣秀次が、信長亡き後の安土城下の民を移して造った町。
・水郷めぐりと、八幡山ロープウェーと、八幡堀めぐり。
・近江牛丼と、たねや「つぶら餅」と、赤こんにゃく。

兵庫県姫路市の旅

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・あずきミュージアム…「御座候」の餡の材料は北海道十勝産の小豆と白いんげんと判明。小豆は、日本古来それも縄文時代から赤い色を珍重され、品種改良が重ねられてきたそうだ。昼食は小豆御膳。
・手柄山(てがらやま)水族館と、レトロな回転展望台。
・書寫山圓教寺(しょしゃざんえんきょうじ)…ロープウェイと徒歩で到着。10世紀に開かれた天台宗の寺。
・姫路城…白くなった国宝かつ世界遺産。
・好古園(こうこえん)姫路城西御屋敷跡庭園…姫路城を借景に平成4年に開園。

囲炉裏の干し柿(新潟県の旅)

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新潟市を基点に、新潟県の南西と北東に旅をした。

一日目(南西)
JR弥彦(やひこ)線、弥彦駅下車。
「もみじ谷」、「彌彦(やひこ)神社」、ロープウェイと徒歩で弥彦山の山頂。

二日目(更に南西)
上越市
・直江津(なおえつ)…奈良時代からの港町で国府がおかれた。
 上杉謙信の春日山(かすがやま)城趾
 菩提寺の曹洞宗春日山(かすがさん)林泉寺(りんせんじ)
 城の名の由来となった春日神社
 謙信が再興した五智(ごち)国分寺
 出雲大社に縁があり、親鸞も訪れたという居多(こた)神社
 駅弁「鱈めし」
・高田…江戸時代、松平氏の高田藩として栄えた。
 高田城趾

新潟市の高層ホテルの角部屋から、南は信濃川、西は遠く日本海と佐渡島まで見渡せた。

三日目(北東)
JR米坂(よねさか)線(坂ー米沢)の越後下関(えちごしもせき)下車。渡邉家
 関川(せきかわ)村の豪農屋敷
 囲炉裏にくべた栗の殻がはぜた。
 囲炉裏の上に吊るされた干し柿が美味。
 金蔵米蔵など五つの蔵
 味噌蔵の大樽は樽の材料を用意し、樽職人が来て現場で製作。

新発田(しばた)市
 旧新発田藩の下屋敷の庭園、「清水園」
 足軽(あしがる)長屋、江戸時代の格差社会を実感。

どこも紅葉が美しかった。