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新しい花瓶

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一見、綺麗で丈夫なビニール袋。水を入れてガーベラを一輪さすと、あら不思議!立派な花瓶になった。

梅二題

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大阪府万博公園の梅まつり。八重の春日野、八重で薄い紅色の楊貴妃、紅の大盃(おおさかずき)、白加賀、紅白ともに咲く思いのまま、緑っぽい緑萼、それにしだれ梅など、それぞれ個性的で綺麗だった。

兵庫県たつの市綾部山(あやべやま)梅林。瀬戸内海を見渡す山の斜面に、二万本といわれる梅林がある。一重の白い花をつける玉英、小梅がほとんどで、花は地味だが、実は梅酒や梅干しとして役立つ実用的な種類だ。

ベルベットのショール

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昔のベルベットのショールが手に入った。えんじ色でピンクの裏地がついていて、手触りがとても良い。マフラーにしようと思う。60年ぶりに日の目を見たショールは世の中の変わりように驚いていることだろう。

ちなみに、ベルベット(velvet)は英語、ビロードはポルトガル語だそうだ。

梅のつぼみ

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紅梅のつぼみがまん丸に膨らんで、あとひといきで花開く。

「春桃会」

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京都七条、三十三間堂の「春桃会」(しゅんとうえ)に行った。三十三間堂の名前にちなみ三の重なる桃をはじめ色とりどりの花が華やかだった。

弥生三月

今年もお雛様がお出ましになった。何はともあれ春が近づいてきた。

「なつめやし」

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「デーツ」を買ってみた。長さ5センチくらいの楕円形の干した実だ。これは、「なつめやし」とも呼ばれ、英語では「date palm」。古代エジプト人は、この木が毎月一本ずつの葉を生やすので「年暦の木」と呼んだそうだ。「デーツ」は「date」のことらしい。
また、常緑で大きな葉を茂らせる活力から、ユダヤ人は「勝利の象徴」とみなし、キリスト教でも復活祭前に「Palm Sunday」、(日本では「棕櫚の日」)というのがあるそうだ。キリストに棕櫚(しゅろ)の葉はつきものだそうだが、実はこれが「なつめやし」だという。

「なつめやし」は、二千年も昔から干した実を食糧として、また木自体も珍重された植物だった。そして、現代でも中東や北アフリカでは親しまれているという長生きの植物だ。

ターナー展

ターナー(Joseph Mallord William Turner,1775-1851)は、19世紀の英国の風景画家で、漱石の「坊っちゃん」にもその名が登場する。

どんよりとした雪空の下、「ターナー展」に出かけた。最初は、外と同じどんよりとした色調の英国の風景を描いた水彩画が並んでいてあまり気が乗らなかったが、年代順に見ていくうちに引き込まれた。

まず、イタリア旅行後の絵から色彩が華やかになってきた。北ヨーロッパの人々が、日光が降り注ぎ、歴史もあるイタリアに憧れた気持ちが分かるような気がする。
ヴァチカンからのローマの風景には、聖母子像を描くラファエロが描きこまれていた。ヨーロッパ旅行のスケッチブックには、風景が精密に描かれていた。

当時は、豚の膀胱に絵の具を詰めて持ち運んだそうで、その絵の具箱も展示されていた。1840年にチューブ入りの絵の具が発明されたが、まだ数色しか無く、そのうち黄色がターナーのお気に入りで、絵の具箱にも残っていたそうだ。

その後は、まぶしい光と荒々しい海が印象的な絵が多くなり、晩年は、細かい描写は無く、風景が色彩だけに置き換わったような、不思議な絵になっていった。未完成という説もあるが、とても現代的だった。印象派の先駆けと言われているそうだ。

18世紀後半、英国はナポレオンを破り、第一次産業革命を経て、ヴィクトリア朝に入るという黄金期を迎えていた。ターナーの絵にも、その時代の勢いが感じられた。

ターナー本人は、若くして才能を認められ英国第一の画家だったのに、私生活はとても秘密主義で、内縁の妻との間の娘の結婚式にも参列しなかったそうだ。現代の情報化社会では不可能なことだろう。

"The Happy Day"

雪が降っている森の中で、ノネズミや、クマや、カタツムリや、リスや、ground hogが冬眠している。その動物たちが、ふと目を覚まし、空気中のにおいを嗅ぎながら雪野原を一斉に走り出す。着いた先には、花が一輪咲いていて、 みんな嬉しくて踊りだす。
白と黒の画面に、花の黄色が鮮やかで、春の訪れが待たれる今の季節にぴったりの絵本だ。

ground hog(woodchuck)は、地面に巣穴を掘って暮らすリス科の小動物で、日本ではあまり馴染みがないが、北米、カナダでは親しまれているらしい。

"The Happy Day" by Ruth Krauss, Pictures by Marc Simont(1949)

冬晴れ

青空の下、空気が澄んで山も海も遠くまで見渡せる。日差しが明るいが、外は寒い。窓から眺めているのが最高。