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王の息子

バーネット作「小公子」は、アメリカ生まれの少年セドリックが、ある日イギリス貴族ドリンコート伯爵の唯一の跡継ぎ「フォントルロイ卿」であると知らされるところから始まる。
久しぶりに読んだら、19世紀後半、南北戦争後で、若い国アメリカも、歴史ある国イギリスも共にまだ活気のある時代の話だった。

ちなみに原題は、「Little Lord Fauntleroy」だが、この「Fauntleroy」は、「son of the king」という意味らしい。