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長野と松本の旅

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最初は「川中島古戦場」に行った。ここは、16世紀後半に上杉謙信と武田信玄が戦った所で、武田軍の本陣跡に、土塁に使った杭から芽吹いて育ち樹齢400年と伝えられる槐(えんじゅ)の木があった。

長野駅から長野電鉄に乗った。途中の「小布施」(おぶせ)は、江戸時代の浮世絵で有名な葛飾北斎が晩年に訪れた地で、岩松院(がんしょういん)の天井画や、祭り屋台の天井画など多数の肉筆画が残されている。浄光寺薬師堂の古びた石段へ向かう途中の道に、リンゴの木が連なり実がなっていた。残念ながら収穫にはもう一息。

終点の湯田中(ゆだなか)下車。渋(しぶ)温泉の旅館、金具屋(かなぐや)は、昭和初期に宮大工が建てた木造4階建てで、4階までの杉の通し柱など趣向を凝らした造りになっていた。源泉を4つ持っていて館内で温泉巡りができた。

最後は松本市内見学。旧松本高校、松本城と旧開智学校。日差しは強いが湿気が少なく、立秋にふさわしく風が涼しかった。